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【トレーナーが得意な腰痛の種類】604

2022年4月24日

静岡市葵区・駿河区・清水区、大人女性のボディメイク

パーソナルトレーナーの堀航大です。

 

 

今日は勉強会参加の2日目。

昨日の栄養編に続きまして、本日は『非特異的腰痛に対する運動療法』。

ということで、現代人類にとって極めてありふれた不定愁訴である、腰痛問題に取り組んできました。

 

腰痛に関しては様々な先生方から学んできましたが、多様なアプローチ方法があります。

新たな知に触れた時には、これまでの知識に上書き保存というわけではなく”名前をつけて保存”というイメージです。

 

そこに”経験”という要素も加わり、それぞれの掛け算で実際にクライアント様に提供できるスキルとなります。

二日間の情報量がとても多かったので、これまでの自分とうまく統合できる様に復習と実践を繰り返していこうと思います。

 

 

さて、今日はそんな腰痛問題の基礎知識。

 

腰痛をとても大きな枠組みでカテゴライズすると、この二つ。

①特異的腰痛

②非特異的腰痛

 

『①特異的腰痛』というのは、いわゆるお医者さん案件の腰痛です。

レントゲンやMRIで画像を撮って、ドクターが原因を特定できるものを総称して特異的腰痛と呼ぶイメージ。

 

椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症、分離症・滑り症といった診断がつくもの。

トレーナーとしてできることもありますが、まずはお医者さんでしっかりと診ていただきたいですね。

 

対して『②非特異的腰痛』とは、医療機関にかかっても原因がハッキリと特定できないものを総称してそう呼びます。

 

腰やお腹、股関節周辺の筋肉の使われ方にエラーがあったり。

歩き方や体の操作方法にエラーがあったり。

 

その結果として腰の特定の筋肉に負荷が集中しまして、やがて痛みとなる。そして慢性化したり、悪化と改善を繰り返す様な特徴があります。

 

②非特異的腰痛に関しては原因がそんな感じなので、動きを修正したり神経的な刺激を運動で加えていくことが、改善には必要不可欠です。

 

ということで、非特異的腰痛は僕たちトレーナーがとてもお役に立てる分野なのです。

 

改善はもちろん、腰痛について知ることで、パーソナルトレーニングを提供することで腰を痛めてしまうリスクを低減することにつながります。

 

運動習慣がずっと無かったという方に、安全にトレーニングを楽しんでいただく。

それって一般的なイメージ以上に、とても難しいことだったりします。

 

ここ静岡でもパーソナルジムが近頃は乱立していますが、ちょっと心配であったりもします。

そんなにいっぱいトレーナーさんいるのかな。。

 

また腰痛に関するトピックもシェアしていきましょう。