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2022年5月30日

静岡市葵区・駿河区・清水区のパーソナルトレーニング

パーソナルトレーナーの堀航大です。

一昨日に続きまして、ミトコンドリアのお話を。

赤血球を除く、全身の細胞内に分布するエネルギー産生器官であるミトコンドリア。

(余談ですが。。。ミトコンドリアがエネルギーを生み出す際に酸素を必要とするため、「酸素を運ぶ」ことが役割である赤血球には、ミトコンドリアが居ては都合が悪いという訳です。)

それぞれの臓器が元気よく役割を全うするためには、当然はたらく為のエネルギーが必要です。

そんなエネルギーの主原料となるのが三大栄養素ですが、これらの原料からミトコンドリアにてエネルギーを作り出す工程が必要となります。

その過程で必要となる代表的な栄養素が、

・ビタミンB群
・鉄
・マグネシウム

といった微量栄養素たち。

そもそも食事が偏っていてこれらの栄養素が欠乏していたり、その他の理由で体内に充足していないケースが多々あります。

この『その他の理由』というのがなかなか厄介で、ここに栄養療法的な取り組みの意義があると思います。

・腸内環境の悪化による鉄吸収量の低下

・ピロリ菌やカンジダ菌感染による鉄吸収量の低下

・胃酸分泌不足による、ミネラルの吸収量低下

・タンパク質の消化能力低下による、ビタミンB群や鉄の吸収量低下

・ストレス過多によるマグネシウムの無駄遣い

などなど

それ以外にも、空腹時に血糖値を維持する能力が低下することなんかでもミトコンドリア活性は低下します。(そもそもの原料が足りないので)

単純にエネルギー産生に必要な栄養素を摂れば改善するかというと、なかなかそう一筋縄ではいかない人体の不具合。

栄養カウンセリングでは、問診や健康診断の結果からあなたの体に今何が起きているのか？を推察。

そして問題解決へのアプローチを行なっていきます。

『病気ではないけれど、調子が悪い』

そんな病気以上、健康未満というお悩みの解決方法って、場合によってはちょいと複雑だったり。

うっかりすると体調を崩しやすい現代の生活環境を、健康で快適に過ごしていく為に。

色々と知恵や知識が必要ですね。。

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