Blog
ブログ

【足の役割3つ】641

2022年5月31日

静岡市葵区・駿河区・清水区のパーソナルトレーニング

パーソナルトレーナーの堀航大です。

 

 

近頃栄養のお話が続きましたので、今日は機能解剖学的なトピックをシェアです。

 

 

度々足の重要性やエクササイズについては取り上げてきましたが、改めまして足の機能のお話を。

 

足が担っている機能を分類すると、大きく分けて3つに分類できます。
※分類の方法には諸説ありますが

①安定性(体重を支える)

②伝達性(推進力を伝える)

③追従性(地面に合わせて形を変える)

 

これまでに、時々ご紹介してきたエクササイズはこれらのどれかを刺激するものです。

 

安定性を得る為に3つのアーチが効いてきまして、伝達性を得る為に足の裏の足底腱膜やアキレス腱が効きまして、不整地でも安定する様に足の形を変形させながら地形に追従させる。

こんな風に、結構複雑な役割を瞬時にやってのけています。

 

扁平足やハイアーチと呼ばれる足では、安定性や伝達性に難がある。

そして特にエラーが多い印象があるのは、足の形を変形させる能力である『追従性』です。

 

都市部での暮らしではそもそも不整地を歩く機会が無いのであまり実感することが無いのですが、裸足で片足立ちなんかをすると足の”グラグラ”が目立つ様なタイプの方です。

足の裏の一部が地面から離れつつあるのに、それに反応できずに足底がどんどん離れていきます。

 

こういったコンディションでは無自覚ながら常に不安定性を脳が感知しているので、普段の暮らしの中で体の緊張が高まっていきますね。

特に姿勢を維持するためにはたらく筋肉は、必要以上に頑張っている状態。

腰や背中の張りや、ももの筋肉の張り感も。

結果として膝なんかにも悪影響が考えられます。

 

様々な慢性不調が起こる原因の一端が、実は足にあった。

そんなケースって少なくありません。

足トレは地味ですが、その取り組みは必ずやあなたの将来を助けてくれることでしょう。

 

僕はどういうわけか、右足に少々のバグが。

だいぶ良くなりましたが、まだまだ機能改善に取り組んでいます。