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【感覚過敏も問題ありです】652

2022年6月11日

静岡市葵区・駿河区・清水区のパーソナルトレーニング

パーソナルトレーナーの堀航大です。

 

 

今日は外部の記事をシェアしてみましょう。

※感覚のお話は時に難解なものになりがちですが、興味がお有りの方はお付き合いくださいね。

 

先日(No.649)は『内受容感覚』が成長の過程でうまく獲得できないと、感情の繊細なバリエーションも獲得できない恐れがあるということ。

結果として他者の感情を感じ取る能力にも影響が及びまして、社会性にも不都合が生じる可能性について触れてみました。

(自身の中に持ち合わせていない感情は、他者とも共感がし難いですよね。)

 

そんな内なる感覚である内受容感覚に対して、自身の外の世界を認知する為の感覚が『外受容感覚』です。

視覚や聴覚、嗅覚などの感覚。

そんな感覚刺激は、過剰になるとストレスとして知覚されます。

(大きな音や悪臭がストレスとなるのは分かりやすいですね。)

 

そんな、センサーの感度が高めである脳の特性を持ち合わせている方々のことを、近頃は『HSP』と呼ばれることも。

HSP(Highly Sensitive Person:非常に敏感な人)

僕も典型的なHSPであるという自覚がありますが、日常的に受ける『感覚刺激の偏り』により、この症状が悪化する傾向があります。

 

・液晶画面の過剰な固定視

・運動量が低下する事による、三半規管などの感覚不足

・屋内で過ごす時間が長くなる事による、視覚機能の偏り

などなど

僕たちの脳は外部からの『多様な感覚刺激』によって活性化しまして、その働きを適正に保つ事ができます。

“適正に”という事は、センサーの感度を高めるだけでなく、感度が高すぎるものを抑制するという事でもあります。

・多様な環境

・多様な動き

・多様な刺激

 

やっぱり運動が大切です。

感覚機能に少々個性をお持ちの方が、感覚刺激に偏りが起こりがちな現代社会で快適に暮らしていく為に。

日頃行う運動や、週末に過ごす環境など、少し工夫が必要かも知れませんね。

 

そんな環境を追求した結果、

パーソナルトレーナー
×
アウトドアガイド

という僕の現在のワークスタイルに落ち着きました。。

 

何となく心当たりがお有りの方は、こちらの記事を覗いてみてください。

音や光がすごく気になる……過敏なあなたは「HSP」かも
(恩賜財団 済生会HPより)

https://www.saiseikai.or.jp/medical/column/hsp/