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【コレステロール値が上がる理由】669

2022年6月28日

静岡市葵区・駿河区・清水区のパーソナルトレーニング

パーソナルトレーナーの堀航大です。

 

 

近頃コレステロール値が高かったり低かったり、というご相談をいただくことが多かったので、

過去の投稿から該当するトピックをシェアしてみましょう。

 

 

特に女性においては、健康な方でもご年齢とともに自然とコレステロール値が上がりがち。

値が低い場合、それはそれで低栄養な状態が推察されます。

 

【コレステロールの役割】—-

①全身の細胞の材料

②各種ホルモンの原料
(特に副腎皮質ホルモンと性ホルモン)

③胆汁(消化液)の主原料

④ビタミンDの原料
→日光を浴びると体内で合成されます

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こんな機能を十分に発揮することが難しくなりますので、消化機能や各種代謝・免疫機能などにも悪影響が出ているかも知れません。

 

また、最も多くコレステロールを体内に吸収しているのは、食事からではなく消化液である『胆汁』の再吸収です。

※胆汁は小腸で再吸収されます。

 

水溶性食物繊維は胆汁酸の再吸収を抑えるので、コレステロール値が高い方がお医者さんで水溶性食物繊維の摂取を勧められるのはコチラが理由となります。

 

低い場合は、原料となる栄養素の質的栄養不足の改善。

高い場合は水溶性食物繊維の摂取と、コレステロールを過剰に生産してしまう理由を取り除く取り組みが必要になります。

 

高いのも低いのも問題あり。

なかなか厄介ですが、なるべく放置したくないコレステロール問題です。

 

ここから

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本日は度々取り上げている『コレステロール』について触れていきましょう。

そのなかでも、『女性のライフサイクルとコレステロール』が本日のテーマです。

 

特に女性の場合、ご年齢を重ねるごとに悪玉コレステロール(LDLコレステロール)の値が上昇しやすいと言われています。

 

徐々に低下する女性ホルモンのうち”エストロゲン”には、『炎症の抑制』という作用が。

これまでもご紹介してきた『慢性炎症』ですが、程度の差はあれど現代人の多くに起こっている問題。

そんな炎症を制御するために、炎症抑制物質のエストロゲンが利用されています。

ご年齢とともにこちらの分泌量が低下してくると、炎症の制御力が落ちてきてしまいますよね。

 

そこで代打的に頭角を現してくるのが、副腎から分泌されるストレス対抗ホルモンである『コルチゾール』です。

コルチゾールが担う重要な役割のひとつに、やはり『抗炎症作用』があります

エストロゲンが担っていた作用をコルチゾールの追加生産で補うのですが、そこで必要な原料が『コレステロール』です。

 

コレステロールの大半は肝臓で作られていますが、コルチゾールの増産に伴いコレステロールも増産されるというわけですね。

 

そんな理由ですので、なかなか『コレステロールを多く含む食品』を避けたとしてもコレステロール値が下がらずに、首を傾げる結果となりがち。。

他の理由である可能性もありますが、なかなか下がらないコレステロール値の改善には腸内をはじめとする『慢性炎症』も疑ってみたいところ。

 

今日は漢字が多くて読み辛くなっちゃいましたね。

話題の専門性が高い時の伝え方に課題です。。

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