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【生理痛と肝機能】698
2022年7月27日
静岡市葵区・駿河区・清水区のパーソナルトレーニング
パーソナルトレーナーの堀航大です。
なんとなく女性のための栄養学シリーズが始まりまして。
今日は割と意外性があると思われる、生理痛と肝機能の関係についてシェアしてみましょう。
以前の投稿で、生理痛が起こる原因のひとつに『相対的エストロゲン過剰』が問題であると考えられている旨、お伝えしてみました。
エストロゲン量が過剰に増えすぎてしまう要因は様々ありますが、一方で適度に『分解』する能力が落ちていることも問題のひとつと考えられます。
少なかったら作って増やす。
多すぎたら分解して減らす。
そんな営みが体内で行われていまして、僕たちの体は動的平衡を保っています。
そんな増えすぎてしまったエストロゲンを分解する機能を有しているのが、静かな頑張り屋さんの『肝臓』です。
肝臓に豊富に存在するCOMT(カテコール・オルト・メチルトランスフェラーゼ)という酵素のはたらきで、過剰なエストロゲンは肝臓で分解・尿中に排出されていきます。
そもそもの肝機能が低下していたり、脂肪肝に陥っていたり。
またはCOMTの活性化に必要なビタミンB6が不足していたりすると、エストロゲンの分解がうまいこといかなくなります。
肝機能の低下はお酒だけでなく、果糖の摂りすぎやダイエット脂肪肝なんかも原因になります。
そしてビタミンB6をはじめとする、質的栄養欠乏によっても。。
肝機能への理解も、快適な毎日を送るためにとっても大切ですね。
またそんな記事も上げてみようと思います。