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【元気な毎日に”ミトコンドリア”】709

2022年8月7日

静岡市葵区・駿河区・清水区のパーソナルトレーニング

パーソナルトレーナーの堀航大です。

 

今日もバタバタと遅くなってしまいましたので、過去の埋もれ投稿からシェアです。

少し1日の時間配分を考えなくては。。

 

こちらの記事は、栄養を考える上で超重要な考え方です。

僕たちが食品を食べても、直ちにエネルギーとして活用されるわけではありません。

 

消化・吸収というとても複雑な過程を経て、その後さらに体内での処理を。

そして最終的には各細胞に取り込まれまして、細胞内のミトコンドリアにてエネルギーを合成・活用されます。

 

栄養療法によって最終的に目指す先は、このミトコンドリアの機能が適正なはたらいている状態。

問題が起こっている場合、回復には複数のステップを踏む必要があります。

 

なにが起こっているのか的確に推察して、必要なアプローチを。

知識と経験がものを言いますが、これからもコツコツと取り組んでいきたいと思います。

 

今日はその知の一部をシェアです。

 

ここから

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今日のパーソナルセッションでは、

クライアント様に『ミトコンドリア』についてご説明する一幕が。

せっかくなのでこちらでも同様の話題をシェアしてみましょう。

人の行動が変わる、そして定着させる為にはやはり”納得感”が大切だなあと思う今日この頃です。

 

難しいことをなるべく簡単にお伝えする方法をアレコレと考えていますが、今日の作戦はキャラクター化です。

ミトコンドリアちゃん…

 

さて、そんなミトコンドリアですが、僕たちの細胞一つ一つの内部に複数存在しています。

 

臓器の役割や特性によってその数は異なりますが、肝臓、腎臓、筋肉、脳などの代謝の活発な細胞には特に多く存在すると言われています。

※全身の細胞の平均で、1細胞につき300〜400個。文献によって記述も異なりますが、肝臓の細胞で1細胞につき2,000〜2,500個ほど。

 

このミトコンドリアの役割は、僕たちが消化吸収した栄養素を原料として『エネルギーを生み出す』ことです。

 

エネルギー無くして生命活動なし。

つまりミトコンドリアが適正に働かずして、生命活動なしというわけですね。

 

この活性が悪くなると、各細胞に割り当てられた役割を全うすることが難しくなります。

(臓器の機能が低下します。)

 

・肝機能の低下
・脳機能の低下
・身体機能の低下
・腎機能の低下

そして、度々取り上げてきた消化機能のうち『胃酸分泌』には多量のエネルギーが必要とされます。

胃酸分泌能力の低下は、まさにミトコンドリア活性の低下がとても関わり深いのです。

 

三大栄養素からエネルギーを作り出す為には、いくつかの特徴的な栄養素が必要となります。

それらがあらゆる理由で欠乏を起こすことで、僕たちの体はどんどん正常に働きにくくなるというわけです。

 

栄養療法の最終的な目標は、ミトコンドリア活性の回復。

その先にクライアント様の不調が寛解していく未来が。

 

ミトコンドリアちゃん、明日以降に続きます。。