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【大人の原始反射問題を解決する方法】714

2022年8月12日

静岡市葵区・駿河区・清水区のパーソナルトレーニング

パーソナルトレーナーの堀航大です。

 

 

7/31に過去の投稿をシェアしましたが、こちらの記事の続きを書いていなかったので取り上げてみましょう。

少々難解なものとなる可能性がありますが、なるべく分かりやすく噛み砕いてみようと思いますので興味がお有りの方はお付き合いください。

(慢性疲労症状でお困りの方は、テストをすると原始反射が起こっているケースって結構あります。)

 

前回の記事では、脳の大脳皮質がイマイチうまく機能していないことが原始反射を抑制できない原因と考えられている旨、お伝えしてみました。

 

そんな僕たちの脳ですが、皆様もご存じの通り右脳と左脳があります。

右の大脳は左半身を、左の大脳は右半身を制御しておりまして、それだけでなく言語の中枢が左脳を中心に機能していたり。

こんな感じで、右脳と左脳の役割がそれぞれ割り当てられています。

 

そんな左右の脳ですが、どちらの方が大切というわけではなく『左右がバランス良く活性化して働いていること』がとても大事であると言われています。

 

先日の記事にもあった通り原始反射は成長の過程で消えて無くなるのではなく、大脳の働きで抑え込まれています。

 

この反射を抑え込む働きを機能させる為には、左右の大脳に大きな活動の差が無いことが重要です。

(差が大きくある場合には、反射を抑え込む機能がうまく働かなくなります。)

 

例えば右半身で容易くできることが、左半身ではとても難しかったり。

右足と左足ではバランスの取り方や歩き方に差があったりと、色々な兆候が見られます。

 

様々な理由から、脳機能の活性に左右差が生じることが。

 

それは交通事故の様な突発的なものから、転倒や衝突による脳震盪。

こういった分かりやすいパターンもありますが、大人への発達の過程で問題が起こっていたり、大人になってからのライフスタイルが影響して発現していることも考えられます。

 

左右の脳のバランス(ブレインバランス)。

慢性疲労や慢性痛なんかと多大な関係がありますので、また簡単なチェック方などもシェアしてみましょう。

 

どちらの脳の活性に問題があって、その中でも苦手な運動や感覚はどれなのか?

そんな皆様の伸び代を知ることが、快適な毎日と未来への手がかりとなります。

 

続く