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【腸カンジダにも注意です】719
2022年8月17日
静岡市葵区・駿河区・清水区のパーソナルトレーニング
パーソナルトレーナーの堀航大です。
本日は、昨日ご紹介してみましたSIBOとも関連深い『カンジダ菌』について。
カンジダ菌(真菌・カビの一種)は本来僕たちと共生している常在菌でありまして、何か悪さをする存在ではありません。
それが何らかの原因で異常に増殖することで、体に良からぬ反応をもたらします。
比較的認知度が高いのは膣カンジダですが、実は小腸内でも異常増殖することが分かっています。
(厄介なのは、異常を目視で確認できないところ)
そもそも何故カンジダが問題なのか?
・リーキーガット症候群の原因となる
・細胞でのエネルギー産生を邪魔する
・アセトアルデヒド(毒素)を出す
・SIBO、IBS(過敏性腸症候群)の原因となる
こんな問題が起こると言われています。
実感のある症状としては、
・慢性疲労
・ブレインフォグ
・腹部膨満感
・頭痛
・下痢
・便秘
・糖への渇望感
・うつ
・食物過敏
・蕁麻疹
・ニキビ
・アトピー
・口腔周辺の荒れ
・食欲亢進
・血糖の乱高下
といった多数の不調に結びついていると言われています。
小腸内のカンジダ菌って、通常は善玉菌の餌としても活躍してくれている良きパートナーです。
異常に増殖するとこの様な厄介な症状を抱えることになりますが、抗生物質の乱用・善玉菌が減少した腸内環境・糖質の摂取過剰、といったことが増殖の原因と考えられています。
腸内環境正常化にあらゆる手を尽くしても改善しない。。
そんな時はカンジダ菌の増殖も、原因として疑ってみたいところ。
抗菌作用のあるオイルやハーブを用いて殺菌したり、菌が作り出すバイオフィルム(粘性のバリアの様なもの)を酵素サプリなどを用いて除去する必要が。
いきなり除菌に取り組むと、カンジダが死滅する際に放出するアルデヒド・アンモニア・アラビノースといった物質の影響で手痛い体調不良を経験することも。。
除菌にはいくつかのステップを踏みながら、順序がとても大切になります。
続きます。。