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【なぜ甲状腺機能低下が起こるのか】730
2022年8月28日
静岡市葵区・駿河区・清水区のパーソナルトレーニング
パーソナルトレーナーの堀航大です。
引き続き、甲状腺機能についてシェアしてみましょう。
食事には気をつけているのに痩せない、さほど食べ過ぎでもないのになぜか体重が増えていく。。
みたいな方は、一度疑ってみると良いかも知れません。
慢性疲労系の症状が出ている方もちょっと怪しいかも。
3週間以上の糖質制限ダイエットを経験したことのある方、またはリバウンドしつつ繰り返し行なっている方なんかもかなり怪しげです。。
今日は、そんな甲状腺機能低下が起こる原因について。
甲状腺を理解する上で、その働きを制御している脳の
視床下部・脳下垂体・甲状腺刺激ホルモン
といった諸機能を理解する必要がありのですが。。
少々難解ですので、こちらでは割愛。
とても省略すると、
脳(甲状腺よ働けー!)
↓
甲状腺(了解!甲状腺ホルモン出します!)
↓
主に肝臓(ホルモンを全身で使える形に変換)
↓→各臓器へ
脳(もう十分にホルモンはあるので甲状腺休め!)
↓
甲状腺(了解!甲状腺休みます!)
↓
脳(甲状腺よまた働けー!)
みたいなサイクルがグルグルと回っています。
こんなグルグルのループが円滑に回っているのを阻害するのが、
①低栄養・低糖質
②鉄欠乏・亜鉛欠乏・ヨウ素不足
③コルチゾール(副腎から出るホルモン)過剰
→副腎疲労とも関わり深い
④エストロゲン過剰
→慢性炎症と関係深い
といった諸々であると言われています。
低栄養ではホルモンが作れなくなる。
特定の栄養素が不足・ストレス対抗、抗炎症ホルモンのコルチゾールやエストロゲンが過剰な状態が続くと
肝臓でのホルモン変換にエラーが。
変換にエラーが起きたホルモンは脳で感知されずに、甲状腺にストップをかける機構がはたらかない。
結果として甲状腺が過活動となり、やがて疲弊した甲状腺・脳の視床下部や下垂体のはたらきが正常に行われなくなる。。
少々回りくどいですが、こんな仕組みで機能低下が起こるのではと言われています。
(まだ未解明の部分も多い様です)
少々難解な内容かも知れませんが、お困りの方に届きます様に。
つづきます。
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