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【肝機能の低下と月経痛】741
2022年9月8日
静岡市葵区・駿河区・清水区のパーソナルトレーニング
パーソナルトレーナーの堀航大です。
女性のための栄養学シリーズはいつも反響が大きいので、今日も調子に乗りましてその続きを。
昨日の投稿では、月経痛の軽減に『エストロゲン過剰』の改善が大切な旨をお伝えしてみました。
そしてエストロゲン過剰の改善には、慢性炎症の改善が必要に。
腸内や肝臓・口腔内などで起こっている可能性のある慢性炎症ですが、月経痛問題に限らず様々なトラブルの原因となっているかも。
なるべく改善してあげたいですね。
そんな、分泌量を適正なレベルまで下げる取り組みと併せまして。
もうひとつ疑ってあげたいのは、『エストロゲンの分解』が正常になされているかどうかです。
体内に放出されたホルモンは、そのまま体内に留まり続けるとどんどん増えていってしまいますよね。
そうならない為に、ホルモン過剰を防ぐ様『分解→排出』という機能も持ち合わせています。
ここで大切になってくる臓器が『肝臓』です。
エストロゲンは肝臓内に豊富な酵素であるCOMTによって分解されまして、尿中から排出されます。
この仕組みを正常にはたらかせる為には、やはり肝機能が滞りなくはたらいていることが重要ですね。
脂肪肝によるものはもちろん、低栄養によっても肝機能の低下は起こります。
※ALTが高い方や、LDLコレステロール値が低い方なんかは注意が必要です。
そして、COMTが活性化して元気にはたらくためにはビタミンB6が必要に。
ビタミンB6って食物からはもちろん、腸内の善玉菌が産生することでも体内に供給されていると言われています。
やっぱり色々と繋がってくる肝機能と腸内環境です。