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【慢性炎症が肥満を招き、肥満が慢性炎症を招く】744
2022年9月11日
静岡市葵区・駿河区・清水区のパーソナルトレーニング
パーソナルトレーナーの堀航大です。
今日は色々と不都合を生じる肥満問題と、慢性炎症との関係について。
体の仕組みを知れば知るほどに、肥満は単なる”意志”の問題ではなく
ご本人にとって不可抗力的な問題であることも多々あるなあ、と考えさせられます。
例えばこれまでに何度も触れてきた慢性炎症ですが、こちらは肥満と密接な関係があります。
腸内や口腔内などで慢性的に炎症が起こることで、僕たちの体は炎症を収束させようと『炎症性サイトカイン』と呼ばれる物質を放出しつづけます。
これは免疫機能にとって必要な物質なのですが、慢性化することで様々な悪影響が。
炎症性サイトカインは、腸や脳にあるバリア機能を弱くしてしまう作用を持ちます。(リーキーガット・リーキーブレイン)
結果として炎症をより慢性化。
体内の炎症レベルが上がることで、副腎からコルチゾールやアドレナリンといった炎症やストレスに対抗するホルモンの分泌量が増加。
これらのホルモンは血糖値を上昇させる作用を持ちますので、過剰な血糖上昇が瞬発的・または恒常的に起こる様になります。
過剰に上がりすぎた血糖は脂肪細胞を肥大させる要因に。
結果として、自動的に肥満体質へと邁進することになりますね。。
体型維持にも健康維持にも肥満の予防・改善はとても大切ですが、精神論ではなく体の仕組みから、『太りにくく・痩せやすい体づくり』をしていきたものです。
まずは炎症の収束から。
栄養療法の基本的な考え方です。
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