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【腸カンジダにも注意です】775

2022年10月12日

静岡市葵区・駿河区・清水区のパーソナルトレーニング

パーソナルトレーナーの堀航大です。

 

 

只今出張中につき、過去の埋もれ記事をサクッとシェアです。

カンジダ菌は真菌と呼ばれるカビの一種ですが、基本的に僕たちの腸内細菌の1%ほどを占めていると言われています。

 

こちらは善玉菌の餌となり有用な菌の一種ですが、なんらかの原因で異常に増殖すると結構厄介な存在に。

 

腸内細菌とは一生のお付き合い。

特性をおさえつつ、仲良くしていきたいものです。

 

ここから

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本日は、SIBOとも関連深い『カンジダ菌』について。

カンジダ菌(真菌・カビの一種)は本来僕たちと共生している常在菌でありまして、何か悪さをする存在ではありません。

それが何らかの原因で異常に増殖することで、体に良からぬ反応をもたらします。

 

比較的認知度が高いのは膣カンジダですが、実は小腸内でも異常増殖することが分かっています。

(厄介なのは、異常を目視で確認できないところ)

 

そもそも何故カンジダが問題なのか?

・リーキーガット症候群の原因となる

・細胞でのエネルギー産生を邪魔する

・アセトアルデヒド(毒素)を出す

・SIBO、IBS(過敏性腸症候群)の原因となる

こんな問題が起こると言われています。

 

実感のある症状としては、

・慢性疲労
・ブレインフォグ
・腹部膨満感
・頭痛
・下痢
・便秘
・糖への渇望感
・うつ
・食物過敏
・蕁麻疹
・ニキビ
・アトピー
・口腔周辺の荒れ
・食欲亢進
・血糖の乱高下

 

といった多数の不調に結びついていると言われています。

 

小腸内のカンジダ菌って、通常は善玉菌の餌としても活躍してくれている良きパートナーです。

異常に増殖するとこの様な厄介な症状を抱えることになりますが、抗生物質の乱用・善玉菌が減少した腸内環境・糖質の摂取過剰、といったことが増殖の原因と考えられています。

 

腸内環境正常化にあらゆる手を尽くしても改善しない。。

そんな時はカンジダ菌の増殖も、原因として疑ってみたいところ。

 

抗菌作用のあるオイルやハーブを用いて殺菌したり、菌が作り出すバイオフィルム(粘性のバリアの様なもの)を酵素サプリなどを用いて除去する必要が。

 

いきなり除菌に取り組むと、カンジダが死滅する際に放出するアルデヒド・アンモニア・アラビノースといった物質の影響で手痛い体調不良を経験することも。。

除菌にはいくつかのステップを踏みながら、順序がとても大切になります。

またの機会に続きます。。