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【腸内の善玉菌とアレルギー】809
2022年11月15日
静岡市葵区・駿河区・清水区 大人女性のパーソナルトレーニング
パーソナルトレーナーの堀航大です。
少しずつ深まってきましたアレルギー対策。
今日は腸内の善玉菌と、アレルギー(免疫の過剰応答)の関係について深掘りしてみましょう。
なんとなく
『花粉症対策に腸内環境の正常化を』
という情報をどこかで目にしたことがあるのでは。
たしかに関係大なのですが、これを見てどれだけの方が具体的なアクションを起こしているでしょうか?
行動変容が起こるためには、『納得感』が大切だと個人的には考えています。
そんな納得感を高めるために、腸内に生息する善玉菌の働きと『免疫寛容』についての知識をシェアです。
◆免疫寛容とは?
花粉症などのアレルギー、自己免疫疾患などが起きないように過剰な免疫応答を抑える働きのことを免疫寛容と呼びます。
免疫細胞の一種である制御性T細胞(Treg細胞)が免疫寛容の中心的存在。
そして制御性T細胞は、腸内の善玉菌が作り出す短鎖脂肪酸(その中でも特に酪酸)の力によってその数を増殖させます。
ということで腸内細菌叢のバランス、特に善玉菌の働きを十分に活性化させることが免疫寛容において重要です。
※この時ビタミンA(βカロテン)も、制御性T細胞の増殖促進に重要な役割を果たしています。
腸内環境の適正化には、
・リーキーガット症候群による慢性炎症の収束
・プロバイオティクスによる植菌
・腸内細菌の餌となる食物の摂取
・SIBOや慢性便秘の改善
・場合によっては腸カンジダの除菌
・血糖維持能力の改善
など色々と複雑ですが、彼らとは一生のお付き合いなので面倒くさがらずに理解を深めていきたいところですね。
今日はこんなところで。
そんな栄養コンサルティングも行っています。
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