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【自律神経と副腎の深い関係】916
2023年3月2日
静岡市葵区・駿河区・清水区
『大人女性の体質改善』パーソナルトレーニング
パーソナルトレーナーの堀航大です。
なんとなく慢性疲労系の話題になりましたので、快適な毎日を脅かす『自律神経の乱れ』的なお話を。
ここでも副腎は大きな役割を担っています。
昨日・一昨日の投稿でもあった通り、副腎から分泌される「副腎ホルモン」たちは体を元気に働かせる役割を持っています。
副腎ホルモンの代表格である
・コルチゾール
・アドレナリン
は、『闘争と逃走の神経』とも例えられる交感神経を刺激する。
心拍数を上昇させたり、血圧を上げたり、呼吸数を増加させたり、血糖値を上げたり、胃腸の働きを抑制して便意や尿意も抑制。
迫り来る脅威と闘ったり、または逃れたりといった行動を取りやすい様に体内の環境を瞬時に整えてくれます。
現代社会は、人類がもっと原始的な生活をしていた頃と違ってとても複雑。
天敵や自然の脅威といった明らかな『闘争・逃走の対象』と対峙した時だけでなく、様々な『見えざる脅威』の存在を感じながら暮らしていますよね。
すると前述の副腎ホルモンの分泌は、なかなか休まる暇がありません。
酷使する生活が続けば、やがて副腎は疲弊し十分に機能しなくなっていく。
これが副腎疲労です。
(原因はストレスだけでなく、感覚機能の問題から来る”易疲労体質”も)
副腎疲労には段階があります。
まずは迫り来る脅威に対抗すべく、副腎が活発に副腎ホルモンを分泌している『抵抗期』とも呼べる段階。
ホルモンの影響で血圧が上がったり、体重減少が起こったりします。
次第に副腎が疲弊してくると、ホルモン分泌機能も低下。
今度は血圧が下がってきたり、体重増加が起こってきたり。
こうなると血糖の維持機能にもエラーが起こってきますので、低血糖に陥りやすく糖欲求も高まってきます。
『甘いものを食べないと頑張れない』
は、ちょっと疑わしい兆候かも知れません。
つづく
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