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【トランス脂肪酸と小腸の炎症】929
2023年3月15日
静岡市葵区・駿河区・清水区
『大人女性の体質改善』パーソナルトレーニング
パーソナルトレーナーの堀航大です。
なんとなく油っぽいお話がつづきましたので、今日もそんなテーマを。
脂質への情報感度が高い方であれば目にしたことがあるであろう『トランス脂肪酸』という脂質の名前。
トランス脂肪酸とは、常温で液体である植物油に人工的な水素化処理を行う事で、固形化した際に生じる脂質のこと。
代表的なものはマーガリンやファットスプレッドなど。
(含有量が際立って高いわけではありませんが、恒常的な摂取での人体へのダメージが懸念されています。)
トランス脂肪酸は『狂った油』とも呼ばれる様に、動脈硬化や、耐糖能悪化による糖尿病への罹患リスク増大など。
生活習慣病とも関わりが深い脂質となります。
そしてもうひとつ重大な影響としては、小腸での炎症を起こす要因となることです。
こちらのオープンチャットで何度も触れてきたリーキーガット症候群。
トランス脂肪酸は腸粘膜を脆弱にし、腸内での慢性炎症を増悪させるリスクを持っています。
パン、ケーキ、ドーナツなどの洋菓子。
うっかりすると割と頻回に手に取りがちなこれらの食品ですが、肥満の原因となるばかりか腸内環境にも著しい変化をもたらしているかも知れません。
これらを食べることが全てNGというわけではなく、ある程度のデメリットも把握した中でコントロールすること。
嗜好品は、嗜好品らしい頻度に限って常食を避けること。
現代人の食生活には、そんな食へのリテラシーが必要かも知れませんね。
腸内環境に問題を抱えている方は、こんなトランス脂肪酸への理解もアップデートしておきましょう。
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【堀のパーソナルトレーニング】
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あなたに最適なアプローチ方法に取り組んでみましょう。