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【貧血と低血糖】1168
2024年9月20日
静岡市葵区・駿河区・清水区で活動しています。
パーソナルトレーナーの堀航大です。
低血糖シリーズ続きます。
血糖の不安定性は様々な慢性不調を引き起こしますので、必ずや着目していきたいポイントとなります。
貧血と血糖の関係性はあまり高いように思えないかも知れませんが、実は密接に関わっています。
貧血に陥っているということは、赤血球の酸素運搬能力が低下しているということ。
全身のあらゆる細胞へと供給される酸素量が、恒常的に不足しがちになります。
例えば腸内では粘膜細胞が酸素不足に陥り粘膜の再生が遅れ、炎症の一因となる。
(慢性炎症の存在は糖代謝を阻害する)
併せて食物の消化吸収能力も存分に発揮できなくなるので、消化不良による腸内環境の悪化や栄養欠乏となりがちに。
糖や脂肪・アミノ酸といったエネルギー源が細胞内で完全燃焼するためには、酸素の充足が必要不可欠。(円滑なエネルギー代謝が行われにくくなる)
そして鉄は体内ではたらく様々な酵素の材料ともなっていますので、こちらの産生が阻害されることで代謝能力が低下したり、神経伝達物質の分泌にも悪影響が起こることも。
結果として自律神経系の問題が起こったり、呼吸や精神の不安定性へと繋がっていきます。
そんな様々な影響の合せ技で、血糖維持機構が不安定に。
減量が上手くいかないのはもちろんですが、体内で上手くエネルギーを作り出せないため、疲れやすさや倦怠感、集中力の低下といった『何となく体調が優れない』の原因となっていることも。
鉄剤を飲めば簡単に改善するというものではなく、腸内環境の改善(慢性炎症の収束)や、低胃酸による消化不良の問題、肝機能やその他栄養状態の改善など、全体の食習慣を見直す必要があります。
貧血・鉄欠乏はなかなか厄介ですが、必ずや改善したい健康のキーポイントとなります。