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【『恋は盲目』は本当だった】1198

2025年3月31日

静岡市葵区のHori Kodaiパーソナルトレーニングジム
代表トレーナーの堀航大です。

おはようございます。
今日も良い一日を。

堀航大です。

“生きることは恋に似ている。全ての理性がそれに反対するのに、全ての健全な本能がそれに賛同する。”
(小説家:サミュエル・バトラー)

 

生物としての進化の過程を振り返ってみれば明らかなこと。
人類の根底にある本能のシステムは、大きく分けて2つしかありません。

生存:個体としての自己をより長生きさせたい欲求
生殖:自分のDNAを後世に残したい欲求

バトラーが言うように、恋愛はまさに私たちの本能的行動が顕著に現れたものですね。

現代人類は様々な場面で、『本能と理性の狭間』で常にバランスを取ろうと四苦八苦している様に思います。

物理的にも社会的にも、自己の生存や尊厳が脅かされる事柄に対しては、大脳辺縁系の中でも扁桃体という部位が盛んに活動することが分かっています。

恐怖・不安・悲しみ・痛み

主に、そんなネガティブな感情に関与している扁桃体。

結果として、恐れや不安を回避したい本能的欲求が高まり、行動変容が起こります。

脅威となる存在を排除しようとしたり、攻撃をしたり。

世の中に見られる攻撃性の高い人というのは、どういう人でしょうか。

脳の働きから考察してみると、自己の存在を脅かされる脅威に対して、回避行動を取っている可能性も考えられますね。

何に恐れ、何に不安を感じ、どんな痛みや悲しみを抱えているのか。

不用意に近付きすぎるとうっかり怪我をしますが、そんな視点を持ちながら関わってみると、新たな側面が見えてくるかも知れません。

遥か昔、紀元前から人の脅威は人でした。

自分に対しても他者に対しても、ヒトを理解することが、少しでも人生を快適に過ごすためのコツだと思っています。

 

そして面白いのが、恋人や好意を寄せる人を見た時。
私たちの扁桃体は活動が抑えられることが分かっています。

分かっているのに危険な行動をとってしまう。
恋は盲目、危険な恋ってやつです。

 

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