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【Workshop備忘録】SHINOBI MOVEMENT〜Games to stay young〜
2025年5月23日
静岡市葵区のHori Kodaiパーソナルトレーニングジム
代表トレーナーの堀航大です。
SHINOBI MOVEMENT
Shizuoka Workshop
〜Games to stay young〜
2025年5月18日(日)
ムーブメントコーチMasaさんのワークショップに参加してきました。
Masaさん、そして一緒に動きを楽しんだ皆さま、ありがとうございました。
ゲームにはルールがあり、それは制約である。
制約とは私たちを縛り付ける足枷の様にも思えるが、一方で制約があるからこそゲームは面白くなるものだ。
現実の社会では、明確なルールがあるものもあれば無いものもある。
そのなかで「最適解」を導き出すのは至難の業だろう。
あらゆる状況や条件下において、解決策となるアクションを見つけることができる知性を。
混沌に満ちた社会で生存できる、強い生物として。
そして、人間らしさとは。
Movement Practiceの世界における原理原則的な思考や哲学に触れた、素晴らしい時間でした。
#不自由の中の自由
#自由の中の不自由
#movementpractice
#制約主導アプローチ
#パーソナルトレーニング
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<私的振り返りと雑感>
機能する社会の中で暮らす私たちであれば、その秩序を維持するための、様々な制約を感じることがあるはずだ。
時にはその制約の中から飛び出したり。
或いは新しいものを手に入れることで、より大きな自由を手に入れたいという衝動に駆られることもあるだろう。
しかしながら、制約(ルール)なき混沌の中で人はあまりに無力だ。
強制もされず、所属もしない。そんな環境へと実際に飛び込んでみると、どう感じるだろう。
自由への喜びだろうか。
生の実感だろうか。
否、恐怖やプレッシャーといった負の感情を持つ者の方が大多数ではないか。
私たちにとっての制約とは時に、無力な存在を守り導いてくれる、道標のようなものではないかと思う。
自身の可能性を広げるということは、制限を取り払うことで、やれる事を増やすという事だけではない。
将棋の棋士が小さな盤面に宇宙を見るように、制約の中で自由に振る舞うことができる力量・可能性を醸成することも大切だろう。
真に自由を得るためには、不自由な環境こそが必要なのかも知れないとも思えてきた。
そして私たちはいつ何時、どんな環境の中でもそこから学び、成長することができる。
そして、その環境でなければ得られない力や可能性もあるはずだ。
そうして世界を捉えた時、ただ目的を達成する為の”手段”であったことも、「それそのものに価値のある行為」へと生まれ変わる。
生きていれば誰しもが、次から次へと複雑な問題や制約に直面するだろう。
それは、制約の中で自由に振る舞うことができる、力量・可能性を手にするチャンスなのかも知れない。
実力を身に付けることで、快適に暮らせるコンフォートゾーンを築くのも良い。
或いは、よりHARD MODEなGAMEでなければ得られない興奮や感動もあるだろう。
実力がつき、自信がついてきた頃。
制限なき複雑で厳しい世界へと、身ひとつで飛び出してみるのも悪くないと思う。