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正しい歩き方とは?専門書に基づいてわかりやすく解説|体に負担の少ない歩行のポイント
2026年4月18日
正しい歩き方とは?専門書に基づいてわかりやすく解説
〜体に負担の少ない歩行のポイント

「正しい歩き方を知りたい」
「歩くと疲れる、痛くなるのはなぜ?」
こうした疑問を持つ方は非常に多いですが、実は“正しい歩き方”は感覚ではなく、しっかりとした理論があります。
今回は、歩行分析の名著である
ペリー歩行分析〜
の内容をベースに、体に負担の少ない歩き方について分かりやすく解説します。
目次
歩行は「繰り返しの連続動作」
歩くという動作は、ただ足を前に出しているだけではありません。
歩行は大きく分けると、
・立脚期(足が地面についている時間)
・遊脚期(足が空中にある時間)
という2つのフェーズに分かれています。
このサイクルが左右交互に繰り返されることで、私たちはスムーズに前へ進むことができます。
重要なのは、それぞれの局面で適切な役割があるということです。
正しい歩行のポイント①|「支える」と「進む」を分ける
歩行の中で最も重要なのは、
「身体を支えること」と「前に進むこと」を分けて考えること
です。
立脚期では、体重をしっかりと支える安定性が求められます。
一方で、後半では地面を押して前へ進む推進力が必要になります。
この2つがスムーズに切り替わることで、効率の良い歩行が生まれます。
どちらかがうまくいかないと、無駄な力みや代償動作が増え、疲れや痛みにつながります。
正しい歩行のポイント②|股関節が主役になる
多くの方が「足で歩いている」と思っていますが、実際には歩行の主役は股関節です。
特に重要なのが、立脚後期での動きです。
この場面では、股関節をしっかりと後ろに伸ばすことで、自然と身体が前へ進みます。
逆にここがうまくできないと、
・歩幅が狭くなる
・太もも前側に負担が集中する
・膝や腰にストレスがかかる
といった問題が起こります。
つまり、効率よく歩くためには、
「股関節で進む」感覚
が非常に重要になります。
正しい歩行のポイント③|足は“受ける→押す”の役割
足部は、歩行の中で
・衝撃を受ける
・体重を支える
・地面を押す
という役割を担っています。
歩き始めでは、かかとから接地し、衝撃を吸収します。
その後、足裏全体で体重を受け止め、最後に母趾(親指)側から蹴り出します。
この流れがスムーズに行われることで、無駄のない歩行が実現。
しかし、扁平足や足部の機能低下があると、この一連の流れが崩れ、全身に影響が出てしまいます。
よくあるエラー①|蹴り出しができない
多くの方に見られるのが、「蹴り出し不足」です。
本来は後ろ足でしっかりと地面を押すことで前に進みますが、この動きが弱いと、脚を前に振り出す動きに頼るようになります。
その結果、
・太ももが疲れやすい
・歩く速度が遅い
・長時間歩けない
といった問題につながります。
よくあるエラー②|上半身の力み
歩行は本来、下半身主導で行われる動作です。
しかし、体幹の不安定性や呼吸の問題があると、上半身に力みが生じます。
特に、肩や首に力が入っている状態では、
効率の悪い歩行
になりやすく、疲労も溜まりやすくなります。
正しい歩き方のために必要なこと
正しい歩行を身につけるためには、単に意識するだけでは不十分です。
重要なのは、歩行を支える身体機能を整えることです。
例えば、
- ・股関節の可動性と安定性
- ・体幹の安定性
- ・足部の機能
- ・バランス能力
これらが整うことで、自然と正しい歩き方に近づいていきます。
逆に言えば、身体の準備ができていない状態で歩き方だけを意識しても、うまく改善しないことが多いのです。
まとめ|正しい歩き方は“結果”として現れる
正しい歩き方は、意識して作るものではなく、
身体機能が整った結果として現れるもの
です。
歩行は毎日の積み重ねだからこそ、その質が身体に大きな影響を与えます。
もし歩くたびに疲れたり、どこかに痛みを感じる場合は、歩き方だけでなく、身体の状態そのものを見直すことが重要です。
日常の中で最も多い動作である「歩く」という動きを見直すことが、健康な身体づくりの第一歩になります。
【関連記事】歩き方のポイントを理解した後は、実際に自分が正しく歩けているかを確認することが重要です。自宅で簡単にできるセルフチェック法をこちらの記事でご紹介しています。
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