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床から立ち上がるのが辛い原因とは?年齢のせいにしないための改善方法
2026年3月21日
床から立ち上がるのが辛い原因とは?
〜年齢のせいにしないための改善方法

「床から立ち上がるのが辛い」
「しゃがんだ後にスムーズに立てない」
「年齢のせいで仕方ないと感じている」
このようなお悩みを抱えている方は非常に多いです。
しかし実際には、単純な筋力低下だけでなく、体の使い方や機能の低下が影響しているケースがほとんどです。
特に重要なのは、股関節・体幹・膝関節・バランス機能といった複数の要素です。
今回は、床から立ち上がるのが辛くなる原因と、その改善方法についてわかりやすく解説します。
目次
立ち上がり動作は「全身の連動」で成り立っている
床から立ち上がる動作は、見た目以上に全身を使う複雑な動きです。
体幹で姿勢を安定させながら、股関節で体を前に移動させ、膝を伸ばして立ち上がるという一連の流れがスムーズに行われる必要があります。
このどこかに問題があると、動作がぎこちなくなり、「立ち上がりにくさ」として感じられるようになります。
股関節の機能低下|体を持ち上げられない原因
立ち上がり動作の中心となるのが股関節です。
本来、股関節は体を前に倒し、その反動と筋力を使って体を持ち上げる役割を担っています。
しかし、股関節の動きが悪かったり、お尻の筋肉(大臀筋)がうまく使えていないと、この動作がスムーズに行えません。
その結果、膝や腰に頼った立ち上がり方になり、余計に負担がかかってしまいます。
体幹(腹筋群)の機能低下|力が伝わらない状態に
意外に見落とされがちなのが、体幹の働きです。
特に腹横筋や内腹斜筋といったインナーマッスルは、骨盤を安定させる重要な役割を担っています。
これらの筋肉がうまく働かないと、骨盤が不安定になり、下半身の筋肉が力を発揮しにくくなります。
その結果、本来はお尻やハムストリングスで発揮されるはずの力がうまく使えず、「頑張っているのに立てない」という状態になります。
膝関節の筋力低下|最後の「伸ばす力」が不足する
立ち上がりの最終段階では、膝をしっかり伸ばす力が必要になります。
このときに働くのが太ももの前側の筋肉(大腿四頭筋)です。
この筋力が低下していると、立ち上がりの途中で失速したり、手を使わないと立てないといった状態になります。
また、膝に負担をかける動きになりやすく、痛みの原因になることもあります。
バランス機能の低下|不安定さが動作を難しくする
立ち上がり動作では、途中で重心が大きく移動します。
このときに必要になるのが、片脚で体を支える能力やバランス機能です。
バランス機能が低下していると、体が不安定になり、無意識に動作をゆっくりにしたり、余計な力を使うようになります。
これが「立ち上がるのが怖い」「ふらつく」といった感覚につながります。
改善のポイントは「部分」ではなく「連動」
ここまで見てきたように、立ち上がりにくさは一つの原因ではなく、複数の要素が関係しています。
そのため、どこか一部分だけを鍛えるのではなく、体全体の連動を整えることが重要です。
股関節・体幹・膝関節・バランス機能がうまく連携することで、自然とスムーズな立ち上がりができるようになります。
日常で意識したいポイント
改善の第一歩として、日常動作の中でも少し意識を変えることが大切です。
例えば立ち上がるときに、上半身だけで起き上がるのではなく、股関節から体を前に倒す意識を持つだけでも、動作は大きく変わります。
また、手に頼りすぎずに立ち上がる練習をすることで、徐々に必要な筋力やバランス機能を取り戻すことができます。
パーソナルトレーニングでの改善アプローチ
パーソナルトレーニングでは、立ち上がり動作を細かく分析し、どこに問題があるのかを明確にしていきます。
その上で、股関節の使い方の習得や体幹の安定性向上、必要な筋力トレーニングを段階的に行います。
単に筋肉を鍛えるだけでなく、「正しく使える状態」を作ることが、根本的な改善につながります。
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という方は、ぜひ一度ご相談ください。
まとめ
床から立ち上がるのが辛くなる原因は、単なる筋力低下だけではありません。
股関節の機能、体幹の安定性、膝の筋力、そしてバランス機能が関係しています。
これらをバランスよく整えることで、日常動作は大きく改善していきます。
「年齢のせい」とあきらめる前に、体の使い方を見直すことが大切です。
「自己流のトレーニングで、体を痛めてしまう前に。」
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参考文献
1. Schenkman M, et al. Whole-body movements during rising to standing from sitting. Physical Therapy.
2. Neumann DA. Kinesiology of the Musculoskeletal System. Elsevier.
3. Janssen WG, et al. Determinants of the sit-to-stand movement. Archives of Physical Medicine and Rehabilitation.
4. Shumway-Cook A, Woollacott MH. Motor Control: Translating Research into Clinical Practice. Lippincott Williams & Wilkins.
5. Bohannon RW. Sit-to-stand test for measuring performance of lower extremity muscles. Perceptual and Motor Skills.
6. Granacher U, et al. Effects of balance training on muscle strength. Sports Medicine.
