CHOICEパーソナルトレーナーの選び方
こんな理由で
パーソナルトレーナーを
選んでいませんか?
・有名なパーソナルジムだから・トレーナーだから
・紹介されたから
・施設の設備が充実しているから
・料金が高額で、信頼できそうだから
・料金が安価で利用しやすいから
もしも上記の様な理由での利用を検討中ということであれば、この先をご一読いただき再度お考えいただくことをお勧め致します。
近年急速にパーソナルトレーニングの需要が高まり、到るところにパーソナルジムがオープンしていますよね。
きっとあなたも、『どこで指導を受ければ良いのだろう?』とお悩みのことと思います。
そこで、私が考える『パーソナルトレーナーの選び方』をこちらでご案内致します。
Qualification資格の種類
したがって、『私はパーソナルトレーナーです。』と名乗ってしまえば活動できてしまうのが現状です。
資格が全てではないと私は考えておりますが、『トレーナーのレベルが一定以上であるか?』をご判断いただく基準にはなると思います。
パーソナルトレーナーが保有する代表的な保有資格を以下の通りまとめました。
これら以外の資格も多数存在しますが、中には1日の講習を受けるだけで
認定されてしまうものもありますので注意が必要です。
※各認定団体のHPより引用
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1. NSCA-CPT
健康と体力のニーズに関して、評価・動機づけ・教育・トレーニングやコンディショニング全般の指導を行う、優れた専門的能力をもつ人材を認定する資格です。指導対象者はアスリートだけでなく、年齢・性別・経験を問わず幅広い層に対してトレー ニング指導を行います。そのため、NSCA-CPTはトレーニングの知識に加え、医学的、運動 生理学的な専門知識とトレーニングの指導技術が必要となります。<以上引用>
パーソナルトレーナーだけでなく、フィットネスインストラクターやスポーツ指導者など がこの資格を取得しています。合格率50%と、資格取得にはきちんとした学びが必要な資格です。
【受験資格】:高卒以上の学歴、NSCA−CPTの受講の手続き、CPR(心肺蘇生法)やAEDの認定が必要。
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2. NSCA-CSCS
傷害予防とスポーツパフォーマンス向上を目的とした、安全で効果的なトレーニングプロ グラムを計画・実行する知識と技能を有する人材を認定する資格です。指導対象は主にアスリート、スポーツチームです。筋力トレーニングや他の体力要素の指導だけでなく、施設を運営、管理することも重要な職務となります。また、栄養、ドーピ ング、生活習慣に関する指導など、教育者的側面も併せ持っています。<以上引用>
スポーツの競技パフォーマンス向上目的とした知識・技能の認定資格です。こちらも合格率50%と、資格取得にはきちんとした学びが必要な資格ですね。
【受験資格】:大卒以上
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3. NESTA-PFT
「PFT認定」プログラムは、クライアントのニーズやゴールに的確なプログラムを提供できる“プロフェッショナル”を育成することを目的としています。パーソナルトレーナーであることと、「プロフェッショナルな」パーソナルトレーナーであることには想像以上に大きな違いがあります。「プロ」のパーソナルトレーナーにとって重要なのは、個人の経験ではなく、まずは科学的根拠からプログラムを作成することです。NESTAのPFT(パーソナルフィットネストレーナー)は、身体に関する専門的知識や実践的技術、ビジネススキル等プロフェッショナルとして不可欠な総合的な知識・技術を学ぶことができます。<以上引用>
フィットネス・ウェルネス業界で国際的に認知され、そのクオリティは大手のフィットネスクラブからも高い信頼を得ています。こちらも合格率50%ほど。私が保有しているトレーナー資格です。
【受験資格】
・1年以上のインストラクター、運動指導経験 ・体育系、医療系の大学、専門学校の卒業
・NESTAに養成講座を受けている いずれかの条件を満たしていることが必要です。 -
4. JATI-ATI
JATI認定資格は、一般人の健康体力増進からからトップアスリートの競技力向上まで、あらゆる対象や目的に応じて、科学的根拠に基づく適切な運動プログラムの作成と指導ができる専門家であることを証明する資格です。<以上引用>
日本トレーニング指導者協会(JATI)が発行している資格で、国内のフィットネス業界には広く知れている信頼のある資格です。合格率50~60%。
【受験資格】
・未経験なら専門学校や短大以上・高卒なら3年以上の運動指導経験
この条件を満たしていないと受験資格が得られません。 -
注意点
もう一度申し上げますが、『資格が全て』ではありません!
言い換えれば、有資格者で あるから手放しで安心してもOKということでは無いということです。
まずは判断材料のひとつとして、チェックしてみてください。
こんなところを
チェックしてみましょう
活動スタイル(スタッフ・独立)
パーソナルトレーナーと言っても、様々な活動スタイルがあります。フィットネスクラブやパーソナルジムのスタッフさん、また私のように独立開業しているパーソナルトレーナーまで様々です。上記の様な施設に勤務するパーソナルトレーナーは、施設の指導方針・メソッドに準拠した指導を行うことがほとんどです。ぜひ、施設のHPやweb上の評判などをご覧になった上で”指導方針が自身と合っているか?” を判断してみてください。
また私の様に独立開業しているパーソナルトレーナーの場合は、トレーナーとしてのルーツや得意分野・専門分野などをHPのプロフィールなどからチェックしてみてください。サービスの質が高いことは言うまでもありませんが、『この人物に自身の身体を預けても大丈夫かな・・?』という視点でご判断頂ければと思います。
パターン化されたマニュアル一辺倒の指導になっていないか?
ひとりひとり、クライアント様によって骨格・筋力レベル・関節の可動域・運動歴・既往歴など全く異なります。均一なサービスを提供する上でのマニュアル化は有効だとは思いますが、上記の様な各要素の全てを考慮したマニュアル作りなどほぼ不可能です。パーソナルトレーニングは、決して金額的に安価なサービスではありません。ぜひ『真にあなただけのオーダーメイドプログラム』が提供されるか?
見極めて頂ければと思います。
毎回のトレーニングを同じトレーナーに指導してもらえるか?
ジムによっては、クライアント様を複数名のトレーナーで担当することもあります。もちろんパーソナルな情報は引き継がれていますが、トレーナーによって知識・経験レベルが異なっていたら・・?その指導力は間違いなく均一ではないでしょう。
また、もしもあなたが”人見知りな性格”であったらどの様に感じられるでしょうか?私は、トレーナーとクライアント様という関係性であることは勿論、人と人としてのお付き合いをさせていただきたいと考えております。それは、私が本気であなたのお役に立ちたいと考えているからです。
トレーナーの得意分野と、あなたのニーズがマッチしているか?
シェイプアップ・大幅な減量・筋肉増量・姿勢改善・パフォーマンス向上・コンテスト向けボディメイクなどなど・・。パーソナルトレーナーの得意分野は、それぞれのバックグラウンドによって様々です。あなたがパーソナルトレーニングに求めることは何でしょうか? こんなはずじゃ・・とならない為に、トレーナーの専門性にも注目してご判断いただきたいのです。
トレーナー自らがトレーニング実践者であるかどうか?
パーソナルトレーナーは、クライアント様の見本でなければならないと私は考えております。トレーナーがバーベルやダンベルを持ち、適切なフォームの見本をお見せすることは当たり前のことではないでしょうか?その為には、トレーナーが自らトレーニングを実践しており動作が熟練していなければ、正しい指導などできるはずがありませんよね。ひとつの動作を切り取っても、上手に動くための”ちょっとしたコツ”などは教科書から学ぶことができないものです。あなたのパーソナルトレーナーは、トレーニング実践者ですか?トレーナーの体型を見れば、即座にご判断いただけると思います。
HPで『お客様の声』が掲載されているか?
クライアント様のお役に立てているパーソナルトレーナーであれば、クライアント様は喜んで『お客様の声』を書いてくださったりインタビューに答えてくださるはずです。Before・Afterの写真は勿論ですが、そこにはお客様の生の声がありますか?セッション中の様子や、トレーナーの指導に対する価値観などを知り得る材料となると思います。ぜひ、『クライアント様の声』を熟読してみてください。
カウンセリング・体験を複数受けてみる
文字や写真などから得られる情報には、やはり限りがありますよね。 百聞は一見に如かず・・。ぜひ、気になるパーソナルトレーナー・パーソナルジムがあれば、『カウンセリング・体験』を複数受けに行ってみてください。トレーナーとしての腕も勿論ですが、人としての『フィーリング』もぜひ確かめてみてくださいね。
初回カウンセリングでの様子
・契約を迫る様な言い回しが無いか?
・サービス内容の説明に終始していないか?
・あなたが”どうなりたいか?”のヒアリングがしっかりとなされているか?
・あなたの質問に、”的確に・説得力を持って”答えられているか?
・人としてのフィーリング”が合うかどうか?
ぜひ初回カウンセリングを受ける際には、この様なところに注目して受けてみることをオススメいたします。実際に話をしてみて”?”というところがあれば、遠慮なく質問をしたりそっと他の体験に申し込んでみましょう。
実際にあなた自身がその目でご覧になって、体感して決断することが最も重要です!!パーソナルトレーナー選びで後悔しない為に、ぜひ参考にしてみてください。