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週末お出かけ記録〜湯ノ島温泉編〜

2025年10月18日

週末のお出かけ備忘録を。

次男が温泉に浸かりたいと言うので、市内の山間にある湯ノ島温泉まで車でひとっ走り。


今日は母親ではなく私と一緒に男湯へ入った。
そんなところにも、じわじわと、そして着実な成長を実感する。



我が家の子供は3人だが、長男と長女はだいぶ歳が離れていて、彼らは既にしっかりと逞しく自分の世界を生きている。

何処へでも一緒に着いてきた幼い頃に、遥か遠い時間の隔たりを感じる今日この頃だ。

子育てはいつもどこか切なくて、でもそれが良い。




時間の隔たりといえば、今回訪れた湯ノ島温泉。
江戸時代から続く温泉場とのことで、当時の賑わいは山奥とは思えぬ様子であった様。

長い歴史があり、今尚その魅力を放っている。
そんな場所が私は大好きだ。



止めどなく変化していく流行におもねる事のない、ドッシリとした”開き直り感”が、いかにも重鎮たる感じでとても良い。



一方日常生活では、様々な分野で活躍する、キラキラとした人たちが目に入ってくるのが常だろう。

そんな人生を送れる人は、現実的には全人口のなかでもごく僅かだ。



若かりし頃は、そんな立派な人たちと自分との隔たりに、意味のない焦燥感の様なものを感じ苦しくなることもあった。

他人の価値に惑わされて、自分の価値が光を失っていく。
他人の価値の方が光輝いている気がして、自分もそれにすがろうとする。



本当の居場所を求め、もがき続ける姿がとても人間らしくて美しい。

いつの時代も世の中を支え、時代を作ってきたのは市井の人々なのだ。




#歳をとるということは開き直るということかも
#ドヤ顔で生きていきたい
#dazzcam