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【「甘いものが止められない」の原因】1181

2024年12月24日

静岡市葵区・駿河区・清水区で活動しています。

パーソナルトレーナーの堀航大です。

 

数粒のチョコレートや数枚のクッキーを、日々のささやかな楽しみに。。

その程度であれば体型や健康状態に大きな影響も起こりにくく、健全な食習慣の一部と言えるでしょう。

しかしながら、ファミリーパックのチョコレートを一度に全て食べてしまったり。

今日は真っ直ぐに帰ろうと思っていたのに、帰宅途中でついついコンビニに寄って、コンビニスイーツを買って食べてしまったり。

そんな『衝動的』な甘いものへの渇望感は、あなたの意思が弱いからではなく、体内で発生しているある異常によって引き起こされているかも知れません。

例えば、肝臓や副腎といった内蔵の機能低下によって、空腹時の血糖値が下がり過ぎてしまう『低血糖』による糖欲求の亢進。

血液中に、身体の働きを維持するために必要なエネルギー源が枯渇している状態です。

薄っすらと生命の危機に瀕した状態となるため、効率的に血糖値を上昇させる『甘み』を求めた摂食行動へと走りがちになります。

(これを我慢していると、手の震えが出たり脚に力が入らなくなる方もいらっしゃいます。低血糖時に多く分泌されるカテコールアミンというホルモンの影響で、精神的に不安定になる方も。)

または、体内の鉄が不足する『貧血・鉄欠乏』も甘いものが止められなくなる一因となります。

鉄は体内のエネルギー代謝と密接に関わっており、糖や脂質が十分量あっても、それらをエネルギーとして活用しにくい体質となります。

エネルギー源はあるはずなのにガス欠状態。

そんな時にもやはり、手っ取り早くエネルギー不足を解消すべく糖欲求が亢進することがあります。

ここではほんの一例でしたが、『甘いものが止められない』という現象はあなたの精神力の問題ではなく、もっと根本的な原因が隠れているかも知れません。

あなた固有の原因と改善方法を知りたい方は、宜しければご相談ください。