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【ダイエットと骨密度の低下】1184

2025年1月12日

静岡市葵区・駿河区・清水区で活動しています。

パーソナルトレーナーの堀航大です。

 

ご年齢とともに気になり始める、骨密度の低下や骨粗鬆症。

食事で摂っている栄養素の質はもちろん大切ですが、摂取エネルギーの量も関わりが深く、注意が必要です。

特に基礎代謝を下回るほどの、低エネルギー摂取量が続く様な厳しいダイエットを行なった場合。

骨を弱くするリスクが高まることが予測されます。

※運動習慣のある方は運動による消費エネルギーも考慮し、低栄養状態にならない様により多く食べる必要があります。

 

著しい低エネルギー食が続くことによって、卵巣での女性ホルモン分泌量が減少。

女性ホルモン(エストロゲン)は、骨を壊す破骨細胞の働きを抑え、骨をつくるのを促してくれています。

骨を壊す仕組みと骨を作るはたらき。

このバランスが崩れることで、骨が弱く脆くなるリスクが高まります。

女性の閉経後に骨密度が低下しやすくなるのも、女性ホルモンの分泌量低下がその一因です。

厳しくカロリー制限をすれば急激な体重減少が見込めますが、その代償として重大な健康被害のリスクがあるということを、理解しておきたいですね。

安全なペースで、焦らずコツコツと。
ダイエットも健康づくりも、急がば回れ。