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【静岡マラソン2025出場の記録】1189
2025年3月12日
30kmの壁を考える
初挑戦のフルマラソン、2025静岡マラソン出場の記録。
時にチャレンジングなアクションを…ということで、ふと思い立ってフルマラソンに挑戦してみました。
普段から健康ランニングを習慣にしていますが、これだけの長い距離は始めての経験。
噂には聞いていた『30kmの壁』が自分の身体にもしっかりと訪れました。
それまで快調に動いていた脚が急に動かなくなり、特に終盤5kmは悶絶ランに。
この30kmの壁を調べてみたら、今のところ3つの要素の何れか、またはそれらが複合的に影響して起ると言われているみたい。
①エネルギー枯渇・老廃物蓄積説
②神経筋疲労説
③中枢調節モデル説(脳がブレーキをかける)
近頃は特に③中枢調節モデル説が支持されていて、こちらは身体を守るために脳が運動を調節(抑制)しているという説。
“壁”前後の身体の様子やエネルギー補給の様子から、体感的にも中枢調節モデル説がしっくりと来る感覚です。
私たちの身体に備わった、強烈な『生存・自己保存の本能』。
ここを乗り越えて壁を低くする為には、フルマラソンの様な長い距離を多く経験することが有効みたい。
未経験のことはちょっぴり怖いけど、一度経験してしまえばそれは自信になって、脳が作り出した『空想の壁』が少しずつ壊れていく。
初挑戦のフルマラソンはなかなか苦しい経験だったけど、未経験故に二の足を踏む”壁”の存在は無くなったかな。
誰かにお膳立てされた成功ではなく、自分で成果を築く過程にこそ素晴らしい感動がある。
走る前はこれが最初で最後かな…と思っていたけど、来年の静岡マラソンも楽しみになっちゃいました。