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【ぽっこりお腹と骨盤底機能障害】1208
2025年5月12日
静岡市葵区のHori Kodaiパーソナルトレーニングジム
代表トレーナーの堀航大です。
身体のアウトラインから分かる事は色々とありますが、今日は『お腹』に注目してみましょう。
いわゆる『ぽっこりお腹』と呼ばれる、下腹部が突出した状態。
男性にも女性にも割と高頻度で見られる現象ですが、これはお腹の中の圧力が適切にコントロールできていない状態です。
(ダラッと垂れ下がった水風船をイメージしてみてください。)
お腹の中には内蔵が収まっていますが、それをグルっと腹筋や腰の筋肉が取り囲んでいます。
その上部には呼吸時にはたらく横隔膜の存在。
そして下部には、”栓”をする様なかたちで『骨盤底筋群』が位置しています。
ぽっこりお腹はこれら全体に問題が起こっていると考えられます。
中でも骨盤底筋群のトラブルは様々なマイナートラブルと関係があり、日々の生活にも大きな影響が。
・尿失禁
・頻尿
・便秘
・便失禁
・性機能障害
・腰痛、尾骨痛、肛門痛、会陰痛
など
くしゃみをしたり、咳き込んだ時など。
お腹の中の圧力が高まったタイミングでの尿失禁(尿もれ)をご経験されている方は、パーソナルトレーニングの現場でも少なくありません。
そんなお悩みをお持ちの方は、いきなりスクワットや腹筋運動を行うと症状が増悪する可能性も。
まずはエラーが起こっているお腹まわりの働きを適正化させることから。
順番に取り組んでいけば、お腹のラインもスッキリしつつマイナートラブルも改善傾向に。
筋力トレーニングに取り組みつつも、筋力トレーニングで問題が起きない身体づくりも、並行して取り組んでいけると良いですね。