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【なぜ?お腹を下しがちな理由】1214

2025年5月26日

静岡市葵区のHori Kodaiパーソナルトレーニングジム

代表トレーナーの堀航大です。

 

『お腹が弱くて頻繁に下してしまう。』

 

便秘でお悩みの方も多いですが、腹下しの問題もなかなか深刻です。

(私も2年間ほど苦しんだ時期がありました)

度重なる腹痛が辛いばかりか、消化吸収機能にもトラブルが。

せっかく食べた食品からの栄養の吸収にも問題が起こり、質的栄養欠乏状態に陥りやすくなります。

様々な慢性不調を改善するために、腸内環境の改善は、避けては通れません。

 

・IBD (炎症性腸疾患)
腸を中心とする消化管粘膜に炎症が生じる疾患

・IBS (過敏性腸症候群)
腸に炎症などが無いにも関わらず、慢性的に便秘や下痢・腹痛などの症状が繰り返される症状

などといった消化管のトラブルが発生している可能性もありますので、気になる場合は医療機関への受診をおすすめします。

併せて疑いたいのは、近年注目されている『SIBO(小腸内細菌異常増殖症)』と呼ばれる状態です。

腸内細菌の9割ほどは大腸に生息していると言われますが、何らかの理由で小腸内に異常増殖してしまう。

これらが原因となり、お腹が張ったり胃酸が逆流しやすくなったり、腹痛・下痢・便秘、ガスが多くなるといった症状を引き起こします。

『腸内環境に良い』とされる食品や食物繊維のサプリメントなどを摂ると、かえってお腹の調子が悪くこともあります。

(異常増殖した小腸内の細菌の活性が高まるため)

 

食物繊維や発酵食品を摂れば良いというわけでもない、なかなか厄介な腸内環境問題。

しばらくの間、そんな諸問題について深堀りしてみましょう。

つづく