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【ダイエットは脂肪肝に要注意】867
2023年1月12日
静岡市葵区・駿河区・清水区
『美脚・美尻・お腹痩 専門』パーソナルトレーニング
パーソナルトレーナーの堀航大です。
昨日はダイエットネタを扱ってみましたので、減量と深い関係のある脂肪肝のお話も。
過剰な体脂肪を減らし、健康的な体内環境やボディラインを手に入れる為には食事のコントロールが必要不可欠となります。
そんな過程では、
摂取エネルギー < 消費エネルギー
という減量の原則が適用されますね。
(これでも痩せないという場合には、甲状腺といった代謝システムに関与する器官の健全化が必要。)
食べなければ確かに痩せていきますが、痩せ方には少し注意が必要だったりします。
例えばとにかく摂取エネルギーを減らそうとして、食事の回数を1日1回にしたり極端に食事量を落としてしまうパターン。
エネルギーはもちろんのこと、タンパク質やビタミン・ミネラルといった栄養素も欠乏状態に陥っていきます。
特にタンパク質の不足が起こると、肝臓ではLDLコレステロールを作り出すことが難しくなる。
(肝臓で作られたコレステロールを包む膜、の様な役割を持つ”リポたんぱく”の材料が不足するため)
すると脂質であるコレステロールが肝臓から出ていくことができずに、肝臓内へと蓄積。
これがダイエット脂肪肝と呼ばれる状態です。
こうなってしまうとコレステロールを必要とする全身の器官へと運ばれず、
コレステロールを原料として生成されていく様々なホルモンの分泌が滞っていきます。
結果として待ち受けているのは代謝の低下と様々な慢性不調。
痩せて健康的な体を取り戻そうと努力した結果が、その真逆に邁進していた…
なんてことにならない様にしたいですね。
この現象はタンパク質不足だけでなく、過剰な低糖質を行うことでも発生しますので注意が必要です。
そして『ダイエット脂肪肝』というとダイエッター特有の症状かと思いきや、痩せている方に発生していることも。
(専門的にはLean-NAFLDなんて呼ばれたりします)
コレステロールの値が低い方は特に要注意。
体への理解が深まってくると、少しずつ健康診断の結果を見る目が変わってきますね。
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