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【寝起きの辛さで分かること】612

2022年5月2日

静岡市葵区・駿河区・清水区 大人女性のボディメイク

パーソナルトレーナーの堀航大です。

 

 

今日は気分を変えまして『血糖値』のお話と参りましょう。

血糖値といえば糖尿病というイメージが強そうですが、それは血糖値が慢性的に高くなっている時の問題。

これはお医者さん案件だしいち早く治療に取り組んだ方が良いのですが、一方で軽んじられているのは『低血糖』の問題です。

 

僕たちの体には、肝臓や筋肉・脂肪といった組織に糖を蓄える仕組みが備わっています。

 

ご飯を食べた後に血液中の糖を使い切っても倒れずにいられるのは、こんなエネルギー源貯蔵システムの恩恵を受けているからです。

そんな”予備タンク”から糖を取り出す為には、いくつかのホルモンを必要量分泌する必要があります。

副腎疲労などが原因でこのホルモン分泌能力が低下していると、僕たちが『快適に活動できるレベル』まで空腹時に血糖を上げることが難しなってしまいますね。

 

健康診断を受けられている方は、参考までにご自身の数値を見返してみてください。

空腹時血糖の項目が、90〜100mg/dL程度は維持したいところ。

※食後5時間以内のデータは参考にならないので、注意が必要です

 

ちょいと低めの方は、寝起きにこんな症状がありませんか?

・朝食を食べる食欲が湧かない
・寝起きに腰や首などが凝ったり痛みを感じる
・食いしばりや歯ぎしり
・舌の縁がギザギザしている
・悪夢を見がち
・寝汗をよくかく
・夜間に目が覚めて、そこからなかなか寝付けない
・朝の寝起きが辛い

全部でなくても、いくつか該当した方。

そんなあなたは血糖の維持能力が低下していることで、睡眠中に低血糖状態に陥っている可能性を疑ってみたいですね。

 

寝ても疲れが取れず、1日のスタートが辛い日々はなかなか苦痛ですよね。。

振り返ると僕にもそんな時期がありました。

 

今思うと、過去に一通りの慢性不調をまんべんなく経験していますね(笑)

自身でも辛さが分かるゆえに、そんな慢性不調を改善する方法があること。

そしてもっと快適に過ごせる毎日が存在するということを、多くの方に知ってもらいたいな。

 

血糖維持能力が低下すると精神活動にも多大なる悪影響が生じますので、注意が必要なのですよ。。