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【“人間らしさ”の前頭葉のお話】1035

2023年6月29日

静岡市葵区・駿河区・清水区

『大人女性の体質改善』パーソナルトレーニング

パーソナルトレーナーの堀航大です。

 

近頃は『腸脳相関』や『脳腸相関』なんて言われる様に、

・腸内細菌叢が脳機能へ

・脳機能が腸内細菌叢へ

それぞれが相互に影響し合っていることが明らかになりつつあります。

 

腸内環境のお話から少し逸れますが、今日は脳機能の中でも『人間らしさ』を司ると表現される前頭葉について。

 

筋肉や体型といった見た目に分かりやすい衰えがある一方で、認知したり思考したり実行するといった”脳機能”の低下も、表裏一体で取り組んでいく必要があります。

 

そんな脳機能の中でも、人間的な社会生活を営む上で超重要なエリアが前頭葉。

※もちろん全部大切ですが

 

・考える
・記憶する
・アイディアを出す
・感情をコントロールする
・判断する
・応用する

など、人間にとって重要な働きを担っているため、栄養面や感覚機能のエラーなどが影響して問題が発生する厄介です。

 

・認知機能の低下
・注意散漫、集中力の低下
・感情の不安定性、憂鬱、鬱
・意欲喪失、または固執
・計画を立てられない
・複雑な話が聞けない、理解できない
・衝動的な行動をとりがち
・動作遅延、維持困難
・膀胱自制不全

といった感じで、多岐にわたる不具合が生じます。

 

なんとなく、ご年齢を重ねるごとに起こり得る諸問題な感じもしますよね。。

しかしながら、年齢のせいだけにはしてはおけません。

 

これは僕の現場での経験則ですが

・血糖維持機能の低下
・無理な食事制限
・過剰なストレス
・呼吸のエラー
・運動不足

そんな諸問題と相まって、前頭葉の機能低下と思しき先ほどの自覚症状が1〜2年のうちに急激に進行したという方に出会うことが何度かありました。

(今のところ多分両手に収まるぐらいの人数)

 

脳機能の低下は、ご高齢の方に限った問題ではありません。

30代、なんなら20代のうちに、結構困ったことになっている方を担当したことも。

 

脳には可塑性(かそせい)といって、神経細胞が新たなネットワークを築き、生まれ変わる特徴を持ち合わせています。

栄養面の改善で脳へのエネルギー供給を最適化、そしてちょいと工夫した運動で脳機能を刺激することで、低下傾向にある前頭葉の働きが活性化されることは十分に見込まれます。

 

まだまだできることイロイロ。

続きます。

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