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【甲状腺機能の低下とダイエット】539

2022年2月18日

静岡市葵区・駿河区・清水区のパーソナルトレーニング

パーソナルトレーナーの堀航大です。

 

 

今日は何となく聞いたことはあるけれど、詳しいところは案外知らない『甲状腺』の機能について触れてみましょう。

 

甲状腺って喉仏の下に位置する器官ですが、『甲状腺ホルモン』と呼ばれるホルモンを分泌する役割を担っています。

 

甲状腺ホルモンとはザックリと言うと”体の代謝を調節する働き”を担当していますので、こいつの分泌が乱れると代謝が悪くなったり、逆に良くなりすぎたりして不具合が起こります。

 

甲状腺機能亢進症(甲状腺ホルモンの分泌が多くなる)
【主な症状】
・疲れやすさやだるさがある
・汗が異常に多い
・暑がり
・脈拍数が多く、動悸がする
・手足がふるえる
・甲状腺が腫れる
・食欲はあるが体重が減少する
・イライラする
・眠れない
・排便の回数が増える
・眼球が出てくる

 

甲状腺機能低下症(甲状腺ホルモンの分泌が少なくなる)
【主な症状】
・疲れやすさやだるさがある
・汗が少ない
・寒がり
・脈拍数が少ない
・むくむ(顔、全身)
・甲状腺が腫れる
・体重が増える
・気力がない
・眠たい
・便秘
・声がかれる
・皮膚がかさかさする

出典:医療法人いずみ会阪堺病院 HPより抜粋

 

というわけで、甲状腺機能が低下してくると全身の代謝が落ちてきまして、ダイエットに取り組んでいても体重が落ちにくいという現象が起こることがあります。

甲状腺機能低下”症”と診断される様なレベルでなくても、ジリジリと体を蝕んでいるかも。

 

これは一大事。

 

しばらくの間、案外注目されることの少ない甲状腺について深掘りしてみましょう。