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【寒さに弱いのも甲状腺の影響かも】541

2022年2月20日

静岡市葵区・駿河区・清水区のパーソナルトレーニング

パーソナルトレーナーの堀航大です。

 

 

女性に多くみられる不定愁訴のひとつに、『冷え性・寒がり』でお困りというケースも。

一般的に男性よりも女性の方が筋肉量は少なく、体内で生み出すことができる熱量が少ないということも一因と言われます。

(筋力トレーニングを行なって冷え性が解消するという事例は、とても多く経験します。)

 

筋肉量や運動量が少ないということも一因となりつつ、実はそこに甲状腺機能の低下という可能性も視野に入れておく必要があるかも知れません。

甲状腺から分泌される甲状腺ホルモンの最も大切な働きは、『体温の維持』です。

 

というわけで、甲状腺の機能低下が起こると体温を維持することが難しくなりまして、冬の寒さに弱くなったり。

または夏の冷房で、周りの方々以上に寒さを感じる様になったり。

そもそもの体温も下がりまして、体温測定で低体温の様子が観察されたりと。

 

併せて意欲の低下やうつ症状、皮膚のカサつきや、顔や四肢が浮腫みがちになったりと、色々な症状が現れてきます。

 

そんな諸症状に心当たりがお有りであれば、まずはお医者さんへ相談してみるのが良いかも知れません。

『内分泌代謝内科』を探して受診されるのが良い様ですが、お医者さんの見解として”病的なものではない”というレベルであれば栄養療法的なアプローチで色々とできることもあります。

 

症状が出ていても、”歳のせいかな…”で済まされがちなレベルのもの色々。

体調が優れないという状態にも次第に慣れてしまって、実はその影に病気や内臓の機能低下が隠されているってこともありえます。

 

ちょっとした体調の異変に気がつくことができる。

そんな能力も、とっても大切ですね。