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【とっても厄介な慢性炎症】603
2022年4月23日
静岡市葵区・駿河区・清水区、大人女性のボディメイク
パーソナルトレーナーの堀航大です。
今日は1日勉強会に参加しまして、その後ジムに戻ってパーソナルセッションも。
インプットとアウトプット、充実のラインナップで良い感じの充実感です。
今日学んできたテーマは『栄養と女性の健康』ということで、女性特有の慢性不調と寛解の方法についてより深い知に触れてきました。
女性特有のものとしては
・貧血や鉄欠乏による不調を抱えやすい
・ホルモンバランスによる不調を抱えやすい
・低血糖による不調を抱えやすい
と言われておりまして、男性よりも慢性疲労系の症状に陥りやすい傾向が。
そんな特性から、ダイエットに取り組む際にも注意が必要です。
減量に取り組んだ結果として、上記の様な症状が憎悪したり、メンタル面の不調を抱えやすい体質となったり。
僕たちトレーナーとしては、特にリスクに対する理解を深める必要がありますね。
そして、ホルモンバランスの乱れによる症状である
・月経痛(月経困難症)
・月経前症候群(PMS)
・更年期障害
・無月経
・不妊
こういったトラブルに対しても、栄養療法的に寛解が見込める方法が。
またそんなテーマにも触れていこうと思います。
今日シェアする過去投稿は、『慢性炎症』に関するライトな記事です。
特に腸管内で発生しているケースが多いと言われる慢性炎症。
劇的な症状がないので気がつきにくいのですが、様々な不調、そして血液検査のデータにもしっかりと反映されているのです。
ここから
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・なんとなく調子が悪い
・寝ても疲れがとれない
・気力が湧いてこない
近頃は、こんな”漠然とした調子の悪さ”が慢性炎症から由来しているのでは?と言われる様になってきました。
炎症とは主に、体の外からもたらされる様々な良からぬ刺激に対して、体を守ろうとする『防御反応』として引き起こされます。
腫れたり、熱が出たり、痛みが出たり。
体の内外に関わらず全ての方が経験済みだと思います。
そんな反応は一般的に、劇的に起こる”急性”のものであることがほとんどです。
そんなものとは対照的に、慢性炎症とは体の組織の損傷が激しくないけれども回復までの経過が長引きまして、全身に何らかの不都合が生じている状態と定義されている様です。
穏やかに起こっていることに対して、原因を特定するのはとても難しい。
でも見逃せない大きな問題でもあります。
・糖尿病
・高血圧
・脂質異常
・認知症
・がん
・肝疾患
など
冒頭の問題だけでなく、命を脅かす可能性のある疾患群との関連性も指摘されています。
これは一大事。
また慢性炎症が起こるメカニズムについても触れてみましょう。
コレステロール値が上がったり、貧血症状が出たり、女性特有の慢性不調とも関連深かったり。
慢性炎症の理解と収束は、快適な毎日を送るために必要不可欠なのですよね。