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【睡眠物質とはなんぞ】617

2022年5月7日

静岡市葵区・駿河区・清水区、大人女性のボディメイク

パーソナルトレーナーの堀航大です。

 

 

三連休を終えたばかりですが、本日定休日につきオフとなります。

天気も良かったので、気持ちよく外で運動もできて満足でした。

 

 

ということで、過去の埋もれ記事からシェアです。

 

HP内のコラムから一部抜粋した投稿ですが、カフェインによって眠れなくなる理由の一説をご紹介です。

アデノシンの作用を阻害するのと併せて、日々の過剰摂取は副腎を疲労させる原因ともなりますので要注意となります。

 

コーヒーを1日に多量摂取している方には、睡眠障害を抱えている方も少なくありません。

そんな場合は徐々に減らしていくことで、睡眠障害が寛解したケースも多数見届けてきました。

もしも嗜好飲料をよく飲まれていて、よく眠れないという方は試していただくと良いかも知れませんね。

 

ここから

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◆睡眠物質とは?

 

睡眠物質とは文字通り、私たちの体に蓄積することで眠気を促す物質のことです。

 

睡眠の研究って歴史が浅くて、実はまだハッキリと分かっていないところが沢山。

例に違わず睡眠物質に関しても同様ですが、現在明らかにされている物質は数十種類と言われています。

 

代表的なものの一つが、『アデノシン』という物質。

 

例えるならばこれは、細胞が活動する時に使ったエネルギーの燃えカスの様なもの。

体を使えば使うほどに蓄積されていきます。

 

眠りにつく時間までにアデノシンを十分量蓄積することが、私たちの安眠には有効です。

そこで『運動による肉体疲労』が有効であると考えられています。

 

そしてそんなアデノシンの催眠作用ですが、ここで『カフェイン』がその作用を邪魔することが分かっています。

 

 

“受容体”という、アデノシンが結合してアデノシンの作用を体内で引き起こす”ソケット”の様なイメージのもの。

この受容体に、なんとカフェインが結合して居座ってしまいます。

 

結果としてアデノシンが体内に十分量蓄積していても、作用が十分に発揮されずにどんどん覚醒していくというわけです。

(疲れているはずなのに眠くない。そんなカフェインによる場当たり的な対処の常態化が、ちょっと良くないという事は何となくイメージしていただけると思います。)

 

 

<避けるべき事>

・カフェイン飲料の飲用を避ける
※カフェインへの感受性には個人差があり、敏感な方は朝飲んだカフェオレが夜まで作用しているケースも考えられます。

体質にもよりますが、コーヒー2杯/1日(300ml)程度までが安全牌

 

<やるべき事>

・積極的な運動をする(夕方が効果的と言われています)

 

睡眠物質についてはまだまだ研究の途上にあり、これから明らかにされることもきっとあるでしょう。

快眠サプリメントの研究も進んでいる様ですので、期待したいところです。