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【腸内環境にヨーグルトはどうでしょう?】620

2022年5月10日

静岡市葵区・駿河区・清水区、大人女性のボディメイク

パーソナルトレーナーの堀航大です。

 

 

今日は腸内環境についてのお話。

僕たちの腸内で日々起こっていること。腸内細菌叢が担う役割。

そしてそれらが全身に及ぼしている良い影響も悪い影響も。

 

 

知れば知るほどに大切にしたいと思いますし、コントロールする知恵を持つことで、毎日をより快適に過ごすことができる様になりました。

 

・慢性的な疲労感
・食後の強い眠気や怠さ
・貧血、鉄欠乏による諸症状
・食事に伴う腹部の不快感
・便秘、下痢の症状
・カフェイン無しでは乗り切れない日中の辛さ

 

などといった毎日の不快感から抜け出す為の方法には、優先順位があります。

最優先は慢性炎症の発生箇所の筆頭であり、免疫機能の最前線でもあり、各栄養素の消化吸収能力を担う『腸内環境』の正常化です。

 

そんな『腸に良い食品』として慣例的に推奨されてきた乳製品の代表格、乳製品のヨーグルトはどうでしょう?

 

 

こちらは専門家の中でも意見が分かれるところで、摂るべきだと主張する方もいれば、なるべく避けましょうという方も。

 

主たるメリットとデメリットとして…

良い側面では、善玉菌の摂取源となること。

悪い側面としては、乳に含まれるカゼインというタンパクが消化の過程で腸内の細胞同士の結合を緩めることで、リーキーガット症候群の原因となること。

※リーキーガットについては、過去の記事を参照ください。

 

カゼイン→リーキーガットの作用に関しては肯定的な見解も否定的な見解もありまして、研究者ではない僕たちには断言し辛いところでありますが。。

 

自身の体での体感や食事指導を行う現場での肌感でいくと、僕は『なるべく避けた方が良い食品』という立場を取っています。

 

腸内環境が悪化し慢性炎症が起きている状態で、それを憎悪させる因子はなるべく避けた方が無難であること。

そしてなにより、善玉菌の摂取源としてヨーグルトに固執する必要は無いと考えている為です。

 

そもそも食品に含まれる善玉菌の数で”回復食”として用いるには、絶対数が足りずに非効率だったり。

(予防食として日々の食生活に発酵食品を取り入れることは、とても大切ですね。)

 

ここは善玉菌のサプリメントが活躍です。

宮入菌・ロイテリ菌・乳酸菌、このあたりをローテーションして用います。

 

善玉菌だけでは不十分。

彼らのエネルギー源となるイヌリン(水溶性食物繊維)やオリゴ糖も一緒に摂ることで、腸内での活動を後押しです。

 

腸内環境正常化、まだまだ出来ることは山ほどありますが長くなってきたので今日はこの辺りで。

健康もダイエットもボディメイクも、腸内環境に対する理解を深めることが極めて大切だなあとしみじみ。。

 

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