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【たまには転がってみましょー】673

2022年7月2日

静岡市葵区・駿河区・清水区のパーソナルトレーニング

パーソナルトレーナーの堀航大です。

 

 

今日は遅くなっちゃいましたので、僕のトレーニング風景をサクッとシェアです。


感覚機能についての解説はこれまでにも度々チャレンジしてきましたが、やはり堅苦しくなっちゃいます。。

 

なぜ僕が動画の様に転がっているのか。ちょっと気になるぞという方は読み進めてみてください。

パーソナルのクライアント様におかれましては、普段のセッションで行う運動を理解する補足情報として。(ウォーミングアップで皆さんもよく転がりますよね。)

 

 

動画の中の僕は前転と後転(変形)を行なっていますが、大人になってからこんな方向に転がる機会なんて殆ど無いですよね。

 

筋肉を鍛えることももちろん大切ですが、こちらのオープンチャットでも度々取り上げている

『感覚機能』や『ボディイメージ・空間認知能力』といった直接目で見えにくい所も常々使い続けていきたいところです。

 

僕たちの日々行う”運動”とは、脳が全身に指令を出すことで行われる『アウトプット』であります。

脳が適切なアウトプットをする為には、その為の判断材料となる『インプット』や『ボディイメージ(体の地図)』が正確である必要がありますね。

 

そしてこれらの情報を基に、自身の周りに広がる『空間の理解』と『空間の中での自己の位置(自己定位)』をリアルタイムで行うことで、滞りなく運動が遂行されるというわけです。

 

 

運動におけるインプットは、

・視覚

・前庭覚(三半規管)

・体性感覚(全身の圧力センサーや、体の形状を感知するセンサーなど)

主にこれらを基に行われます。

 

それぞれのセンサーから入力された信号を脳が正しく拾いとって、個々が独立した信号ではなく一連の意味を持った文脈として理解することが必要不可欠になります。(感覚統合と呼んだりします。)

 

今どの方向に、どれほどの速度で、どんな体の形で転がっているか?

自身で制御可能な範囲のものなのか?

この運動は安全なものなのか?

 

などといった処理を、脳は無意識下で瞬時に行なっています。

 

この一連のプロセスの中で、何処かにエラーや確信が持てないものがあると。。

体の緊張が生まれて動きのスムーズさが失われたり、そもそもやりたい動きが遂行されなかったり、バランス機能にトラブルが起こったりします。

 

特にこんな回転運動では、ぐるんと回った後に”めまい”の様なグルグル感が残存しやすくなりますね。

もう停止しているにも関わらず、脳は「動いているのか?」「止まっているのか?」といった判断すら難しくなります。

 

幼い頃、誰もが体育の時間で行ったであろう前転や後転。

大人になってから行うと、ビックリするほど目が回りやすくなっています。(特に後転は酷い傾向が)

 

筋肉と同じ様に、感覚機能も使わなければその性能を低下させます。

『環境に適応する。』

良くも悪くも、ヒトに備わった素晴らしき能力です。

 

どんな環境に適応していくか。

そんな選択の主導権は、僕たち一人ひとりが握っています。