Blog
ブログ

【何故起こる、女性ホルモンの乱れ】696

2022年7月25日

静岡市葵区・駿河区・清水区のパーソナルトレーニング

パーソナルトレーナーの堀航大です。

 

 

近頃は週の始まりが忙しいルーティーンです。

というわけでうっかり遅くなっちゃいましたので、過去の埋もれ投稿からシェアです。

 

女性ホルモン由来と思われるトラブルでお悩みの方って少なくありません。

 

改善すべきは相対的エストロゲン過剰。

 

ここから


—————

 

今日も、昨日に続きまして内分泌のお話を。

女性特有の不調が起こる原因の一つに、

・エストロゲン分泌過剰
または
・プロゲステロン分泌不足

これらのいずれか、またほ両方が関与している可能性をシェアしてみました。

結果として、ホルモンバランスが『エストロゲン過剰』になることが問題であると言われています。

 

本日はそんな問題の原因をいくつかご紹介しましょう。

 

エストロゲン過剰ですが、大きく分けると4つの要因が関わっています。

①肥満による体内での炎症反応

②腸内環境の悪化・細菌感染などによる慢性炎症

③脂肪肝などによる肝機能低下

④更年期に起こるプロゲステロン分泌低下

 

肥満や腸内環境悪化による炎症のメカニズム解説はこちらでは割愛しますが、①②が起こっていると体内では『何とかして炎症を抑制せよ』という司令が出続けることになります。

 

そんな時に動員されるホルモンの一つが、実は『エストロゲン』なのです。

 

エストロゲンは『炎症抑制』の作用を持ち合わせているので、こんな体内のコンディションではジリジリとエストロゲン分泌量が増えていきます。

 

結果としてエストロゲンが過剰に。

 

そして、③肝機能による影響。

肝臓は過剰なエストロゲンを分解する機能を有しているので、こちらもその機能が低下すると結果としてエストロゲンが増えていきますね。

 

また、その際にビタミンB6が必要になるのですが、ビタミンB群が豊富に含まれる肉類の消化吸収能力が低下している可能性も疑いたいところです。

 

そして周知の通り、女性ホルモンは閉経に近づくにつれて分泌量が低下します。

一般的にはエストロゲンの分泌低下に注目されることが多い様ですが、実はエストロゲンよりもプロゲステロンの低下がより強く起こるということが分かっています。

『④更年期に起こるプロゲステロン分泌低下』

こちらもご年齢によっては見逃せませんね。

 

というわけで、二つのホルモンのバランスが崩れる原因をザッとご紹介してみました。

明日はエストロゲン過剰で女性の体に何が起こるのか?

そんなテーマに迫ってみたいと思います。

——————
【LINE公式アカウントのお知らせ】
↓↓↓
https://lin.ee/cv7D6wY

オープンチャットでは聞き辛いことや、個別で行いたいご相談はこちらのLINE公式アカウントからお受けいたします。

可能な範囲でお答えいたしますね。