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【結局どんな油ならいいの?】927
2023年3月13日
静岡市葵区・駿河区・清水区
『大人女性の体質改善』パーソナルトレーニング
パーソナルトレーナーの堀航大です。
本日は、食事に気を配り始めるときっと疑問に思い始める
『調理油はどれを使えば良いのでしょ?』
問題について私見をシェアしてみようと思います。
油は薬理作用が強く、選択次第で味方にも敵にもなる食品・栄養素のひとつです。
体に良いとされる油は、α-リノレン酸の代表格であるアマニ油やエゴマ油。
そしてDHA・EPAでおなじみのフィッシュオイルなど。
吸収と活用までの時間が短く、即時的なエネルギー源として優秀なMCTオイルは慢性疲労や低血糖による諸症状の緩和・改善にとても優秀です。
しかしこれらの欠点として、加熱調理による熱に弱く酸化して薬理作用を失ったり、発火してしまうという特徴が。
調理用には不向きなので、スープやサラダなどに小さじ1程度をサッと入れてサプリメント的に用いるのが良いとされています。
というわけで前置きが長くなりましたが、調理油として活用しやすく人体への『悪い作用』が少ない油はエクストラバージンのオリーブオイルです。
オリーブオイルにもエクストラバージンとピュアと種類がありますが、
・製造方法の違いによる酸化のリスク
・製造時に使用される溶剤の残留リスク
・オリーブ保管時の酸化リスク
そんな観点から、エクストラバージンに軍配が上がります。
そしてオリーブオイルに多く含まれる脂質のオレイン酸は比較的熱による酸化に強く、抗炎症作用も持つ優れものです。
(オレイン酸の代謝産物や、含まれているポリフェノールによるもの)
サラダ油の原料である紅花油・菜種油・大豆油といったお馴染みの油には、体内の炎症を推し進める『リノール酸』が豊富に含まれますので、なるべく使用しない方が良しとされています。
でもオリーブオイルで揚げ物なんかをやると、風味が強くて苦手。。
そんな方には米油が比較的良いかと。
そこそこリノール酸も含まれますが、オリーブオイルと同じくオレイン酸も豊富ですので良い薬理作用も期待できます。
調理油としてはオリーブオイルがベストチョイス。
その次に米油といった感じ。
いつも取り上げている慢性炎症の収束には、油のチョイスも大事ですね。
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