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【空腹を作るものイロイロ】1025
2023年6月19日
静岡市葵区・駿河区・清水区
『大人女性の体質改善』パーソナルトレーニング
パーソナルトレーナーの堀航大です。
気温の上昇とともに、トレーニング業界的にはダイエット需要が上がってくる頃。
『痩せない・太ってしまう』の原因は食べ過ぎ以外にも考慮すべき点が沢山ありますが、今日は『食欲』という観点から掘り下げてみましょう。
日々湧き起こる食欲を理解する上で、ここでは4つの要素について知っておきましょう。
①血糖の低下
→エストロゲンの過剰や副腎疲労によって食後血糖値の乱高下が起こりまして、低血糖時に食欲や糖欲求が亢進する。
②レプチンの分泌能低下&抵抗性
→食欲抑制ホルモン。睡眠不足などが原因で分泌量が低下したり、腸内環境の悪化や肥満による慢性炎症の発生によりレプチンの効きが悪くなる。
③GLP-1の分泌低下
→食欲抑制ホルモンであり、インスリンの分泌も刺激することで食後血糖値の急上昇を抑制する。食物繊維や、腸内細菌が産生する短鎖脂肪酸により分泌が促されますが、繊維質の不足や腸内環境の悪化で分泌量が低下。
④グレリンの分泌量増加
→食欲中枢刺激ホルモンで、食欲が亢進する。睡眠不足や絶食によって分泌量が増加。
『分かっちゃいるのにやめられない』の正体は気持ちの問題だけでなく、こんな諸々のシステムに問題が起こっていないか?という視点でご自身の体や生活習慣を見直すことが大切ですね。
この中で厄介なのが①の血糖維持能力に関する問題。
慢性炎症の存在が深く関わっていますが、劇的な症状も無く無自覚な炎症はなかなか気が付くことができませんよね。
ダイエットの成功にも快適な毎日を送るためにも、慢性炎症の収束は必ずや取り組みたいところ。
・腸内環境
・隠れ脂肪肝
・口腔環境
・慢性上咽頭炎
これらが慢性炎症の代表的な発生源となります。
久々の慢性炎症シリーズ続きます。
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