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【朝食を抜くと血糖が不安定に】1063
2023年7月27日
静岡市葵区・駿河区・清水区
『大人女性の体質改善』パーソナルトレーニング
パーソナルトレーナーの堀航大です。
ここまでは補食による低血糖の予防について触れてきました。
次は1日3食の食事についても少しずつ深めていきましょう。
例えば朝食。
朝は忙しかったり、夜間低血糖の影響で食欲が湧かなかったりといった理由で欠食する方も少なくない印象です。
※明け方からカテコールアミン(アドレナリン・ノルアドレナリン)の分泌が亢進することで、交感神経が過活動に。結果として食欲が抑制されたり、消化機能がうまく働かなくなる。
そんな朝食問題は、昼食後の血糖の乱高下とも関わっています。
前の食事で摂った内容が、次の食事の血糖変動に影響するという『セカンドミール効果』という考え方があります。
大塚製薬さんのHPにわかり易いページがありましたので、こちらでもシェア。
GIについて学ぼう 「セカンドミール効果」って?(大塚製薬HPより)
https://www.otsuka.co.jp/health-and-illness/glycemic-index/second-meal/
こちらの内容を凝縮してお伝えしますと、1食目で繊維質豊富な食物を摂取すると、2食目の食後血糖値の変動が比較的抑えられたということです。
機能性低血糖の症状を抱える方は特に昼食後、強い眠気や集中力・思考能力の低下などを訴える方が多い印象です。
ハチミツやMCTオイルといった外部からのエネルギー供給源を活用するのも大切ですが、体内で起こっている反応にも注目していきたいところ。
食欲が無い朝に食物繊維豊富な朝食を摂るのは何かと工夫が必要ですが
・未精製穀物
・野菜や海藻、きのこ類を用いたスープ
・イヌリンやグァーガム分解物といった食物繊維サプリメント
この辺りを活用しながら、少量からでもトライしたいですね。
朝もお米が食べられる方は、納豆なんかもいい感じ。
典型的な和食の食習慣は、体調の維持にとっても有利です。
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