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【ハチミツが優秀な理由】1062

2023年7月26日

静岡市葵区・駿河区・清水区

『大人女性の体質改善』パーソナルトレーニング

パーソナルトレーナーの堀航大です。

 

 

慢性疲労の諸症状にMCTオイルが優秀な旨取り上げてみましたが、そもそもの血糖を回復させるアプローチも見逃せない。

 

『血糖×ケトン体』

のダブル燃料・ダブルエンジンで、より快適に過ごしていただきたいところ。

 

そんな時に活用できる優秀食品がハチミツです。

(混ぜものの無い”純粋ハチミツ”)

 

ハチミツの糖は

・グルコース(ブドウ糖)
・フルクトース(果糖)

の2種となりまして、それぞれが約1:1の割合で含まれています。

※少々割高ですが、アカシアはちみつの混合率が優秀。種類によって比率が少しずつ異なります。

 

それぞれの糖は異なる特徴を持っています。

グルコースは吸収後、肝臓へ貯蔵されるのと同時に直接的に血中へ流れ込みまして、血糖値を上昇させる。(即時性がある)

そしてフルクトースは直接的に血糖値を上げませんが、肝臓へ優先的に貯蔵されます。

 

低血糖時における血糖の安定には、即時的に血糖をを上昇させつつ、糖の貯蔵庫である肝臓での貯蔵量(肝グリコーゲン)を回復させることが重要です。

 

・血糖の上昇
・肝グリコーゲンの回復

この二つの役割を両立した天然甘味料がハチミツというわけです。

 

僕も自身の施設にハチミツを常備してありまして、午後や夕方以降の集中力維持に活用しています。

 

 

しっかりと睡眠も休暇も栄養も取れていて調子が良い時には、食間の血糖維持が上手いこと働いていて必要性をあまり感じません

しかしながら上記が崩れ始めると、顕著に不調を感じます。

 

睡眠不足や疲労といった高ストレス下では、ストレス対抗ホルモンであるコルチゾールが副腎から過剰分泌することで肝グリコーゲンを浪費することに。

(コルチゾールが肝グリコーゲンを使用し、血糖を上昇させます)

 

そして貯蔵された脂質をエネルギー化する脂質代謝が回り始めるには少し時間を要するので、平常時よりも短時間で肝グリコーゲンが枯渇するとエネルギー切れに。

 

この時既にしんどさを感じますが、副腎はなんとか命を繋げようとカテコールアミン(アドレナリン・ノルアドレナリン)を過剰分泌しまして、脂質をエネルギー化しようと奮闘します。

ジリ貧ながらも何とか生きながらえますが、カテコールアミンの作用で交感神経が過活動に。

・手指の震え
・冷や汗
・不安感や精神の不安定性
・心拍数の増加

といった自律神経症状が出現することも。

 

しかしながら多くの場合そうなる前に糖欲求が高まりまして、お菓子に手が伸びたり。

カフェインの作用でコルチゾールを分泌させようと、コーヒーが手放せなくなったり。

 

意思に反して行われる摂食行動の裏側で、実は体内ではこんな現象が起こっているかも。

精製糖が豊富なお菓子では血糖値の乱高下が起こるので、より体に負荷をかける結果となります。

 

コーヒーの多飲は副腎の機能を疲弊させ、副腎疲労へと邁進していきます。

 

というわけで、間食にハチミツはいかがでしょうか。

 

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【堀のパーソナルトレーニング】
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体を変える方法は、筋肉を鍛えることだけじゃない。
あなたに最適なアプローチ方法に取り組んでみましょう。