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【女性ホルモンの役割をおさらい】1148

2023年10月23日

静岡市葵区・駿河区・清水区

『大人女性の体質改善』パーソナルトレーニング

パーソナルトレーナーの堀航大です。

 

今週は女性の健康についてシェアしていきましょう。

特に、女性ホルモンの

・エストロゲン
・プロゲステロン

について理解を深めていくことが大切です。

 

月経にまつわるトラブルや更年期の諸症状など。

その原因として、女性ホルモンの分泌バランスが崩れてしまい『相対的エストロゲン過剰』に陥っていることも考えられます。

 

今日は、それぞれのホルモンが担う作用や、相対的エストロゲン過剰の際のリスク等をおさえておきましょう。

<エストロゲンの主な作用と過剰のリスク>
・子宮内膜を増殖させる(経血の増加)
・乳房の張りや痛みを発生させる
・体脂肪、塩分、水分を体内に溜める(むくみ)
・血管拡張作用と水分量増加による頭痛
・抑うつ、不安状態になる
・甲状腺ホルモンの働きを妨げる
・血糖コントロールを妨げる
・子宮体がん、乳がんのリスクを高める
・血液内の銅を増やし亜鉛を減少させる
・交感神経が優位になり、メンタルが崩れやすい

 

<プロゲステロンの作用>
・子宮内膜の増殖を止め、成熟させる
・乳腺繊維種を防ぐ
・脂肪を燃焼させる
・自然な利尿剤としてはたらく(むくみの予防)
・月経前に起こる頭痛の予防
・自然な抗うつ剤としてはたらく
・甲状腺ホルモンの働きを助ける
・低血糖の予防
・子宮体がん、乳がんのリスクを下げる
・亜鉛と銅のバランスを保つ
・鎮静作用を持ち、メンタルを安定させる

 

という感じで、エストロゲン過剰な場合を想定して挙げてみました。

逆に、何らかの理由でエストロゲンの分泌量が低下し過ぎると、それはそれで無月経や骨密度の低下、肌荒れなどのリスクが高まります。

 

どちらが大切というわけではなく、バランスが大切。

特にそのバランスが大きく崩れるのは、更年期に差し掛かり排卵が無くなることで、プロゲステロンの分泌量が劇的に減少するタイミングです。

(相対的エストロゲン過剰な状態になりやすい)

 

つづく。