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【姿勢の改善方法あれこれ】508

2022年1月17日

静岡市葵区・駿河区・清水区のパーソナルトレーニング

パーソナルトレーナーの堀航大です。

 

 

今日は案外バタバタの1日で気がつけばこの時間。

というわけで過去の記事からシェアです。

 

 

美容的に良しとされる姿勢も、無理やり作っていると体を痛めたりボディラインを崩す結果となったり。

そんな姿勢って、直近のライフスタイルや精神状態の影響を受けて、日々変化するものでもあったり。

 

例えば、『今日は何だか姿勢が良い気がする』とか『今日はいつもより背中が丸まっている気がする』といった感覚に陥ることってありませんか?

 

 

日々のパーソナルトレーニングで拝見する皆さんの体でも、もちろん僕自身の体でも強く実感するところです。

 

もちろん姿勢を維持する筋肉をトレーニングで使って”働きやすくする”ことも大切ですが、それ以外の要素も色々とあります。

今日はそんなヒントを少し。

 

ここから

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姿勢の改善方法あれこれ

 

・O脚の改善には内腿のトレーニング

・猫背の改善には背中のトレーニング

・くびれ作りに腹筋運動

 

みたいなイメージってきっとお有りだと思いますが、残念ながらこれらの取り組みでお悩みを改善することは難しいかも知れません。

 

 

なぜならば、私たちの姿勢を制御しているのは紛れもない脳の働きであるからです。

 

筋肉のはたらきは、そんな脳が下した”こんな風に体の形を保ちなさい”という指示の結果。

例えば、特別な運動もしていないし筋力が強いとは思えない方でも、姿勢が良かったりボディラインが整っていたりというケースってありますよね。

 

 

・立ったり歩いたりしているときは、足の裏のどこに体重が掛かると心地良い?

・体を支える足は、不安なく正常にはたらいているか?

・お腹の筋肉は姿勢を保つために関わっているか?

・呼吸は浅くならず、正しく行われているか?

などなど

 

 

色々な要素が関わり合って、私たちの脳が『心地良い』と判断した姿勢を自然と取っているのです。

 

つまり筋肉の力技で姿勢を改善するということは、常に体が”頑張って”姿勢を整えることを強いる結果となります。

 

 

姿勢を正そうと意識して腰や背中が痛くなったり、何だか息苦しさを感じてしまう様なあなたは要注意かも知れませんよ。

 

根本的な改善には、体の機能を改善しながら脳が感じている『心地良さ』を上書きしていく。

そんな運動やケアが必要なのですね。