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【玄米ってやっぱり優秀】546

2022年2月25日

静岡市葵区・駿河区・清水区のパーソナルトレーニング

パーソナルトレーナーの堀航大です。

 

 

今日は軌道修正しまして、先日に引き続き僕たちの主たるエネルギー源

『炭水化物』について触れていきましょう。

 

現代の市場に多く流通する”お米”といえば白米ですが、白米を食べるという習慣は江戸時代ぐらいから徐々に広がっていったと言われています。

それまでは未精製の『玄米』や雑穀が主食とされてきた、日本人の炭水化物事情。

 

近頃は健康意識の高まりから、再び玄米食への回帰を推奨する様な声が高まってきましたね。

『玄米って何だか体に良さそう』

というイメージはきっと多くの方がお持ちだと思うのですが、どんなメリットがあるのかを語られることって案外少ない気がします。

 

先日は”食物繊維”が白米よりも豊富な旨に触れてみましたが、玄米のメリットってその栄養価の豊富さにあります。

 

こちらの表に示されている様に、豊富なビタミンとミネラルが。

 

詳しく掘り下げると複雑なお話になってしまうのですが、僕たちは糖質だけを食べてもエネルギーとして効果的に活用することができません。

 

そこにはビタミンB群やマグネシウムといった微量栄養素のはたらきが深く関わっています。

 

食べた糖質を上手にエネルギーへと変換できないとなれば、それは”疲れ”として実感するものがあったり。

吸収したけれど余ってしまった糖は脂肪として蓄えられたり、血糖値のコントロールがうまくいかなくなったり。

 

糖尿病が発症する原因は、こういった微量栄養素の不足が大きく関与しているのでは?という説も叫ばれる様になってきました。

 

現代日本で暮らしていて飢餓で亡くなる方は決して多く無いと思いますが、

『質的栄養欠乏』に陥ることで様々な慢性不調や疾病に罹患している方ってとても多いのではないでしょうか。

 

こんな現象を、『新型栄養失調』と呼んだりするそうです。

 

玄米が苦手な方は、白米と混ぜたり雑穀を混ぜたりと少し工夫してみることをオススメしています。

 

毎日たくさん食べる主食であるからこそ、その影響力は時が経つにつれて大きくなりますね。