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【疲れやすさ・体の硬さの秘密】578
2022年3月29日
静岡市葵区・駿河区・清水区のパーソナルトレーニング
パーソナルトレーナーの堀航大です。
明日はツアーを組んでいるので準備などバタバタしておりまして、今日も過去の埋もれ記事からシェアです。
脳に記憶されている体の地図の様な、僕たちのボディイメージ。
目で見て確認できるものでもないので、なんだか話だけ聞いてもしっくりと来ないのですが。。
『ボディイメージの鮮明さ』が向上することで、出来なかった動きが急に上達したり。
同じ運動をしても、”大変さ”が突然楽に変化したり。
僕のパーソナルのクライアント様方であれば、セッション中に何度も経験されているそんな現象。
皆さんが運動をする上でとっても大切なものだと、個人的には考えています。
『疲れやすさ・疲れにくさ』なんかとも密に関わっていますし、多くの方に関心を持っていただきたいテーマでもあります。
見えないものは理解も難しいし興味を持ち辛いことが多いのですが、極めて重要なことが多い気がします。
さて、明日の準備を。。
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体型の様に目で確認することが難しい、あなたの脳が持つ「あなたの体のボディイメージ」のお話。
ボディイメージの一つに、『体の輪郭』をどの様に認識しているか?というものがあります。
僕たちの体の最も外側にあるのは、表面を覆っている皮膚ですよね。
この皮膚は、謂わば『人体の内と外の境界線』となります。
ちょっと想像し辛いかも知れませんが、そんな境界線を限りなく正確に認識している方と、認識が”ぼんやり”している方とがいらっしゃいます。
そんな違いは、やはり運動した時の動きの巧みさと密に関わってきますね。
いわゆる運動音痴にあたる方は、こんな境界線・輪郭がうまく認識できていないというケースってとても多いのです。
ここまでの話ではそんなに困ることはないのですが、実はそんな”ボディイメージの乏しさ”は体をギュッと硬くする原因となっていることも。
境界線が曖昧だから、体を操作しようにも形が分からずに動かすことが困難。
であれば、筋肉に力を入れて硬くすることで輪郭を掴んでみよう!(確かめてみよう!)と、意識とは関係無しに筋肉を硬く緊張させていきます。
もちろん体は硬くなりますし、こんなのが腰痛などの一因となっていた、なんてケースにもたくさん出会ってきました。
ボディイメージの欠乏は、慢性痛をも生み出す。
そして慢性的に体を緊張させているということは、自律神経系や脳の機能も緊張する方向に傾倒していきます。
結果として外からの刺激に対する防御力が低下しまして、ストレス耐性の低下につながっているとも言われておりまして。
色々と不都合が多い、知られざるボディイメージの世界。