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【腸内環境に水溶性食物繊維も】598

2022年4月18日

静岡市葵区・駿河区・清水区、大人女性のパーソナルトレーニング

パーソナルトレーナーの堀航大です。

 

しばらくの間フィジカルな話題が続きましたので、今日は栄養のお話を。

いわゆる「栄養素」というカテゴリーではありませんが、食物繊維も忘れてはならない栄養と考えて然るべきだと思います。

なぜならば、食物繊維(特に水溶性食物繊維)は腸内の善玉菌のエネルギー源となるためです。

 

人間は繊維質を消化吸収してエネルギー化する仕組みを持ち合わせていませんが、腸内細菌の善玉菌にとってはご馳走です。

 

水溶性食物繊維を餌として仲間を増やし、そのエネルギーを使って”短鎖脂肪酸”という腸の細胞のエネルギー源を生成します。

これを僕たちの腸が利用することで、腸の上皮をターンオーバーさせることによって健全な腸を維持しているというわけです。

 

健康意識の高い方であれば、発酵食品を摂ることで善玉菌を摂取する習慣をお持ちの方も多いのでは。

それでも腸内環境が改善しないという場合には、菌たちが元気に活動するための食事も一緒に摂ってみましょう。

 

水溶性食物繊維を多く含む食品

・昆布、わかめなどの海藻類

・果物

・里いも、大麦、オーツ麦など

 

海藻類が比較的摂りやすいのでオススメであります。

食生活の中で選びにくかったり集中的に腸内環境を整えたいという場合には、『イヌリン』という水溶性食物繊維サプリメントも良い感じです。

(一度に多く摂ると浸透圧性の下痢を起こすことがあるので、少量から取り入れてみましょう)

 

我が家の戸棚にもイヌリンのボトルが。

味噌汁などのスープものによく溶けまして、ほのかな甘みがあります。

 

自分の腸内細菌、少しずつ理解が深まってくるとなんだか愛着が湧いてきます。。