Blog
ブログ

【脳機能が低下する理由あれこれ】645

2022年6月4日

静岡市葵区・駿河区・清水区のパーソナルトレーニング

パーソナルトレーナーの堀航大です。

 

 

数日のあいだ機能神経学的なお話が続きましたので、ここに便乗しまして脳機能のトピックもシェアしてみましょう。

 

 

僕たちの脳は精神活動を司るだけでなく、全身の機能を制御していますよね。

というわけで徐々に顕在化する身体機能の低下は、脳機能の低下と密接に関わっています。

 

そんな脳機能ですが

・よく使う機能はより使いやすく

・出番が少なくなった機能は、次第に切り捨てていく

 

という様に、僕たちを取り巻く環境やその環境下での活動に合わせて順応する性質を持っています。

 

 

体を使って活動する機会が減れば減るほどに、体を制御する機能は脳の神経レベルで機能低下を起こすことに。

生涯でなるべく健康でいられる時間を長くするには、『多様な運動』を心がけて過ごすことがとっても大切です。

 

 

そしてもう一つ大切なことは、必要な量の『脳のエネルギー源』をコンスタントに供給できる体のコンディションを保つことです。

 

脳が適切に機能する為の主たるエネルギー源である、

・酸素

・糖

のふたつがとにかく大切。

 

ストレス過多な現代社会の暮らしでは、『浅く・荒く』呼吸のエラーが起こりがちです。

※呼吸をしているのに既に息苦しさを感じる方なんかは、高確度で呼吸にエラーが起こっています。

 

細胞が酸素を取り込む為には、血中に適正量の二酸化炭素が必要です。(ボーア効果と呼びます)

 

呼吸が荒くなる(呼吸数が増える)と、酸素の取り込み量が増えるのと同時に、血中の二酸化炭素量が減少。

 

結果として酸素が血液に充足していながら、脳内では細胞レベルで慢性的な酸素欠乏状態に。

そんなこんなで、呼吸の適正化を行うエクササイズも必要不可欠です。

 

 

また、『血糖の維持能力』が低下している場合も問題です。

食後に機能性低血糖が起こりがちで眠気や集中力の低下が気になる方。

欠食している時間が長くなると、同様の症状に見舞われる方。

 

 

こちらも神経細胞へのエネルギー供給に慢性的なトラブルを抱える一因となります。

血糖維持に関わり深い、副腎の機能改善がとっても大切。

(そもそも酸素を細胞まで届ける、赤血球の成熟を適正化することも大切。)

 

運動不足
  ×
呼吸のエラー
  ×
血糖維持能力の低下

 

こんな合わせ技で脳機能はゆっくりと着実に低下していきます。。

 

でも、これらを防ぐ方法もしっかりと存在しますのでご安心を。

——————
【LINE公式アカウントのお知らせ】
↓↓↓
https://lin.ee/cv7D6wY

オープンチャットでは聞き辛いことや、個別で行いたいご相談はこちらのLINE公式アカウントからお受けいたします。

可能な範囲でお答えいたしますね。