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【空間を認知する力あれこれ】646

2022年6月5日

静岡市葵区・駿河区・清水区のパーソナルトレーニング

パーソナルトレーナーの堀航大です。

 

 

今日はちょっとライトな投稿を。

※新たにご参加の方は、右上メニュー内の”ノート”より過去の全投稿をご覧いただけます。

 

ふざけている様で、遊んでいる様で、でも結構まじめなトレーニングでもあるこんな動画をご紹介です。


 

毎月僕のジムに集まりまして地域の運動指導仲間たちと勉強会を行なっていますが、その一幕です。

6月に1人、7月にもう1人と自分の施設をオープンすることが決まって、とてもおめでたい!

 

これでいつものメンバーが全員、自分の施設を運営することになりまして、知識や技術だけでなく経営面でも切磋琢磨できる仲間となりました。

地域の皆さんのお役に立てればと日々研鑽を積んできたメンバーなので、益々のご活躍を願うばかりです。

良い刺激をいただきつつ、僕も頑張ろうと思います。

 

さて本題ですが、これまでも紹介してきました

・視覚

・前庭覚

・体性感覚

といった感覚機能。

 

これらを駆使することで最終的に『自己定位』といいまして、自分自身が空間に対してどの様に存在しているか?という答えを導き出します。

 

そこで陥りがちなのが、『視覚依存』。

人は視覚に対する依存性が高い生物ですので、うっかりすると視覚情報に頼りすぎて他の感覚機能の働きを鈍らせます。

(それでも視覚が強烈に機能を補うことで、何とかなってしまうということです。)

 

そんな視覚依存からの脱却を楽しく行うトレーニング(?)が、動画の様な『目隠しチャンバラ』です。

 

【ルール】

①床に目印を3つほど置きます
②目印の色、相手の位置を”凝視せずに”パッと見て覚えます
③目を閉じたまま、相手の位置を探ります
④棒を振り下ろせるのは一度だけ。ここだ!というタイミングでフンッ!
⑤空振りしたらその場で動かず待機。もう1人もフンッ!(当てた方が勝ち)
⑥まだ目を閉じたまま、それぞれの目印を指差しながら色を答えます
(空間の中での定位が正確かどうかのチェック)

 

遊んでいる様ですが、これはとても能力差が出る運動。

 

そもそも目を閉じて片足立ちが厳しい方や、めまいやふらつきがある方には困難なタスク。

場合によっては危険なので、ご遠慮いただいて。。

 

大人はもちろん、子供たちにも挑戦してもらいたい感覚あそびかと。

 

目を閉じると、視覚以外の色々な情報に囲まれていることに気が付きます。

 

想像した空間のイメージ。

体がどの方向にどのぐらいの距離と速度で移動しているか。

相手が発する音の方向と距離感。

なんなら相手の殺気のようなものも(笑)

 

PCやスマホ、テレビや読書。

『視覚』の世界に居続けない様に、大人になっても色々な運動を経験していきたいですね。

あなたが抱えていらっしゃる様々な慢性不調、実はこんなところにも原因があるかも知れませんよ。

 

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