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【太りやすくなるのは何でだろう?】679
2022年7月8日
静岡市葵区・駿河区・清水区のパーソナルトレーニング
パーソナルトレーナーの堀航大です。
今日は栄養ネタを。
度々こちらでも取り上げてきている『副腎疲労』ですが、実は体重の増減とも密接な関わりがあります。
栄養療法に取り組み始めて2〜3ヶ月ほど経過した頃から、自然と体重が減りながら体が締まってくる、という経験をされる方が多々いらっしゃいます。
疲弊した副腎の回復を促す食習慣が、減量に向いているというのも影響の一つかも知れませんが。。
中には特定の栄養素をサプリメントで補充しただけでも、次第に同様の現象が見られるケースがあります。
その逆もまた真でありまして。。
慢性疲労症状を伴う副腎疲労症候群に陥っている場合には、それほど太りそうな食習慣でもないのにジリジリと体重が増えていきやすい傾向が。
(ご本人へのヒアリングでも、慢性疲労症状を感じ始めたタイミングと体重増加が始まったタイミングが、なんとなく一致している。というケースも珍しくありません。)
運動や食事・睡眠といった生活習慣の変容も、もちろん多大な影響あり。
しかし、『摂取エネルギー<消費エネルギー』という構図を習慣で作ってもなかなか体重が落ちない。
または計算よりも随分と減少の速度が緩やか。
という場合には、内臓レベルで起こっている代謝機能の低下を無視することはできませんね。
『糖・脂質・タンパク質の代謝制御』
という大役を担っている副腎の機能回復は、体調面のみならず快適な減量にもとても大切です。
また副腎で分泌されるホルモンの一種カテコールアミンは、体内の脂肪分解にも関与しています。
そして副腎の機能低下により空腹時の血糖の維持が難しくなっているケースでは、低血糖由来の『甘いものへの渇望感』や、異常な食欲を伴う場合も。
甘いものがやめられない
という状態は精神論で片付けるのではなく、血糖維持能力の低下を疑ってみたいところです。
そして甘い物(単糖類)や食欲のコントロールが難しいということは、ダイエットの成功確率もなかなか厳しいものに。。
肥満という問題は食べ過ぎや運動不足が原因と考えられがちですが、実のところもっと本質的な問題が隠れているかも知れません。
食べているのに、ビタミン・ミネラルといった質的栄養不足。
そして、精神的・環境的ストレスによる栄養素の浪費。
なぜだろう?
そこには必ず原因と解決方法があります。
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